「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」4次公募

subsidy

「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」のご案内です。

先進的な省エネ設備や、工場・事業場に合わせた特注品、電化や脱炭素目的の燃転を伴う設備等の更新費用の一部を支援する補助金です。

I 工場・事業場型

先進設備や、工場や事業場全体で、機器設計が伴う設備または事業者の使用目的や用途に合わせて設計・製造する設備等の導入を支援します。

「a. 先進設備・システムの導入」
資源エネルギー庁に設置された「先進的な省エネ技術等に係る技術評価委員会」において決定した審査項目に則り、SIIが設置した外部審査委員会で審査・採択した先進設備・システムへ更新等する事業。

補助金:上限15億円/年度(非化石申請時20億円/年度)
補助率:中小企業者等・2/3以内、大企業等・1/2以内

「b. オーダーメイド型設備の導入」
機械設計が伴う設備または事業者の使用目的や用途に合わせて設計・製造する設備等(オーダーメイド型設備)へ更新等する事業。

補助金:上限15億円/年度(非化石申請時20億円/年度)
補助率:中小企業者等・1/2以内、大企業等・1/3以内

II 電化・脱炭素燃転型

化石燃料から電気への転換や、より低炭素な燃料への転換等、電化や脱炭素目的の燃料転換を伴う設備等の導入を支援します。

「c. 指定設備のうち電化や脱炭素目的の燃料転換を伴う設備等の導入」
SIIが予め定めたエネルギー消費効率等の基準を満たし、補助対象設備として登録及び公表した下記の設備区分から選択。
・産業ヒートポンプ
・業務用
・ヒートポンプ給湯器
・低炭素工業炉
・高効率
・コージェネレーション
・高性能ボイラ

補助金:上限3億円/事業全体(電化の場合、5億円/事業全体)
補助率:1/2以内

IV エネルギー需要最適化型

SIIに登録されたエネマネ事業者と「エネルギー管理支援サービス」を契約し、 SIIに登録されたEMSを用いて、より効果的に省エネルギー化及びエネルギー需要最適化を図る事業です。

「d. EMS(エネルギーマネジメントシステム)機器の導入」
補助金:上限1億円/事業全体
補助率:中小企業者等・1/2以内、大企業等・1/3以内

公募期間

単年度事業:2024年9月13日(金)~2024年10月31日(木)
複数年度事業:2024年9月13日(金)~2025年1月14日(火)


SDGsの推進により、企業に対して脱炭素化がますます求められています。

その中で、省エネルギー化はコストパフォーマンスが高く、導入が比較的容易な施策として多くの事業者から注目を集めています。

具体的には、エネルギー効率の高い設備やシステムを導入することで、エネルギー消費を抑え、温室効果ガスの排出を削減することが可能です。

しかしながら、先進的な省エネルギー設備やシステムは高価であることが多く、とくに中小企業にとっては導入が難しいという資金面の課題があります。

そうした場合には、「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」などの補助金を活用し、設備投資を進めることが重要です。これにより、企業は脱炭素化に貢献しつつ、長期的なコスト削減や持続可能な経営を実現できます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ EMS エネルギー 事業場 助成金 工場 投資 省エネ 省エネルギー 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金 補助金 設備
詳細はこちら

省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」(2次締切分)補助事業者を採択
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」(2次締切分)の補助事業者を採択したことを発表しました。 IT導入補助金「デジタル化基盤導入…
個人のお金に関する情報をオープンにする「OpenMoney」運営の「JUKKI」が6,000万円調達
2022年2月9日、株式会社JUKKIは、総額約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人のお金に関する情報をオープンにするサービス「OpenMoney」を運営しています。 登録する…
【7月9日】起業家むけ「気になるニュースまとめ」
7月9日のニュースで、起業家が注目したいネタをまとめました。 ESG投資の裾野広がる 企業の「Environmental(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(企業統治)」に対す…
「森林・山村地域振興対策のうち国民参加の植樹等の推進」補助金
林野庁は「森林・山村地域振興対策のうち国民参加の植樹等の推進」の公募について発表しました。 国民各層の幅広い参画による植樹等の森林づくりについて、全国規模の緑化運動に関する以下の事業を支援します。 全…
【農林水産省】令和7年度「農山漁村振興交付金(都市農業機能発揮対策(都市農業共生推進等地域支援事業))」追加公募
農林水産省 令和7年度「農山漁村振興交付金(都市農業機能発揮対策(都市農業共生推進等地域支援事業))」の追加公募のご案内です。 都市農業が都市住民との共生を図りながら発展していくとともに、都市農地が有…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集