注目のスタートアップ

業界特化型AIワークフローBPaaS「Omni Workspace」を手がける「BLUEISH」が3億円調達

company

2024年9月4日、株式会社BLUEISHは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

BLUEISHは、業界特化型AIワークフローBPaaS「Omni Workspace」を開発・提供しています。

新規事業・既存事業課題に応じた要件定義、システム設計、開発、サーバー構築、リリース、運用までのすべての工程を支援するBPaaSです。

現在、放送業界と小売業界を中心に展開しています。

今回の資金調達により、ゲーム業界・医療業界への市場展開、新たな機能強化に取り組みます。


組織内で意思確認や決定を行う際、情報を整理して文章化し、関係者に共有して承認を得る手法が一般的に用いられます。この一連のプロセスは「ワークフロー」と呼ばれ、組織の成長に伴い、さまざまな課題が浮上します。特に、関係者が増えることで申請から承認までに時間がかかることが問題として挙げられます。

この課題に対応するため、ワークフローのデジタル化が進んでいます。大規模な企業では、これまで自社の要件に合わせたオンプレミス型システムを独自に構築する例が多く見られました。これらのシステムは業務遂行に不可欠なツールとして機能していますが、運用コストや保守負担がかかるという課題も抱えており、クラウドへの移行が重要なテーマとなっています。

さらに、コロナ禍によって急速に普及したテレワーク環境では、従来のオンプレミス型システムでは十分に対応できず、大企業においてクラウドサービスのニーズが急激に高まりました。

そして近年は、AI技術の発展とその普及により、企業でのAI活用が進められています。こうした背景のもとBLUEISHは、AIネイティブなワークフローを実現するソリューション「Omni Workspace」を展開しています。

大きな組織ではすでに利用しているシステムがあり、それを変更することには大きな労力が伴います。しかし創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、大規模な設備投資のためには資金調達が必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BLUEISH BPaaS BtoB Omni Workspace Workspace ブルーイッシュ ワークフロー 株式会社 特化型 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

歯科医師に相談できるサービス「歯科の健康相談 mamoru」などを運営する「Dental Prediction」が1億円調達
2024年6月28日、株式会社Dental Predictionは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Dental Predictionは、歯科医師に相談できるサービス「歯科の健康相…
ベンチャー企業向け採用代行サービス「まるごと人事」などを提供する「マルゴト」が1.3億円調達
2023年4月26日、マルゴト株式会社は、銀行からの融資と社債により1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マルゴトは、ベンチャー企業向け採用代行サービス「まるごと人事」や、バック…
ARエンターテインメント・コンテンツ開発の「ENDROLL」が資金調達
2019年7月17日、株式会社ENDROLLは、資金調達を実施したことを発表しました。 AR(拡張現実)技術を用いたエンターテイメント・コンテンツを企画・開発しています。 AR×リアル謎解きゲーム『渋…
代理店などパートナー企業との共同営業を支援するSaaS「Hiway」を運営する「ハイウェイ」が1.2億円調達
2022年7月21日、株式会社ハイウェイは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ハイウェイは、代理店などパートナー企業との共同営業を支援するSaaS「Hiway(ハイウェイ…