創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年8月27日不動産・建築DXプラットフォーム「PICKFORM」を開発・提供する「PICK」が資金調達

2024年8月26日、株式会社PICKは、資金調達を実施したことを発表しました。
この資金調達により、累計調達額は約5億円となりました。
PICKは、不動産・建築DXプラットフォーム「PICKFORM」を開発・提供しています。
現在、電子契約サービス「PICKFORM 電子契約」、案件管理サービス「PICKFORM 案件管理」、営業支援サービス「PICKFORM 顧客管理」を提供しています。
「PICKFORM 電子契約」は、国内で唯一、国土交通大臣から宅建業法に適法であるという回答を受けています。
今回の資金は、複数プロダクトの開発、マーケティング、人材採用などに充当します。
契約は、不動産業界に限らず、すべての企業運営において重要な業務のひとつです。
契約書の取り扱いでは、1枚ごとの押印や、適切な保管、印刷・郵送など、多くの負担がかかっています。そのためテクノロジーを活用した効率化が求められています。
とくに不動産取引では、多くの契約書が必要となり、その処理には非常に手間がかかっています。
こうした状況下で、不動産業界では、2022年5月18日に施行された宅地建物取引業法の一部改正により、重要事項説明書などへの押印が不要となり、書類や契約書の電子交付が可能になりました。この改正により、不動産取引の電子契約が本格的に進んでいます。
この一部改正は、不動産業界にとってデジタル化を進める機会として認識されています。人手不足に悩む中小規模の事業所でも、新たなツールを導入して効率化を図る動きが増えていくと考えられます。
こうした背景のもと、PICKは「PICKFORM 電子契約」をはじめに、不動産・建築事業者向けのデジタルツールを提供し、業務効率化に貢献しています。
また、現在は「契約時」に対応するサービスをメインで提供してきましたが、今後は「契約前」「契約後」にも対応するプロダクトを2年間で7つローンチする計画です。
サービスの成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB DX PICK PICKFORM プラットフォーム 不動産 営業支援 建築 株式会社 案件管理 資金調達 電子契約 顧客管理 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年4月6日、株式会社RABOは、総額約13億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、衛生用品大手のユニ・チャーム株式会社と、トイレ製品開発、フード開発、海外展開事業などを…
2024年3月25日、株式会社ユーリアは、資金調達を実施したことを発表しました。 ユーリアは、個人向けの即時尿検査キットを開発・販売しています。 シート上の検査キットに尿をかけ、専用のアプリで撮影する…
2022年12月13日、株式会社ccppは、資金調達を実施したこと、および、2022年12月2日に会社を設立したことを発表しました。 ccppは、AIイラストを閲覧・投稿できる専門サイト「chichi…
2025年5月20日、株式会社Leafeaは、総額3億6000万円の資金調達を発表しました。 Leafeaは、福利厚生サービス「福利厚生アプリ」を開発・提供しています。 会員制の優待サービスを通じ、従…
2022年8月8日、株式会社Linkholaは、資金調達を実施したことを発表しました。 Linkholaは、産地と交流・体験できるオーナー型コミュニティサービス「たたたん!」を運営しています。 全国の…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…