注目のスタートアップ

次世代PRM(パートナー関係管理システム)「PartnerProp」を提供する「パートナープロップ」が2.3億円調達

company

2024年8月21日、株式会社パートナープロップは、総額2億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

パートナープロップは、次世代PRM(パートナー関係管理システム)「PartnerProp」を提供しています。

PRMの基本となる、パートナー管理、リード管理、営業管理、レクチャーなどの幅広い機能を搭載しています。

今回の資金は、「PartnerProp」の開発強化、組織構築に充当します。


開発したプロダクトやサービスの営業・販売を外部のビジネスパートナーに委託する仕組みを、代理店営業(パートナー販売や、パートナーセールスなどとも)といいます。

代理店営業のメリットには、自社で大規模な営業組織を構築する必要がなくなるため、営業コストを削減できる点や、パートナーが持つ既存の販路を活用できる点などが挙げられます。

とくにIT業界では、代理店営業が商習慣として定着しており、ソフトウェアやハードウェアの販売においても広く利用されています。また、海外のIT企業が日本市場に進出する際にも代理店が多く活用されており、たとえばビデオ会議システム「Zoom」の国内売上の約7割は代理店を通じて得られているといいます。

一方で、代理店営業にはいくつかの課題があります。たとえば、実績を出せる最適なパートナーを見つけることが難しいことや、情報共有が上手くできず、契約後に実績を向上させるためのアクションを策定するための分析が困難であること、複数のパートナーを管理するための時間やコストがかかることなどが挙げられます。

PRM(パートナー関係管理システム)は、こうしたパートナービジネスに関する課題を解決することを目的としたシステムです。

営業は、企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は、満足できる営業を行えないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

また組織を拡充するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB PartnerProp PRM パートナー パートナー・リレーションシップ・マネジメント パートナーセールス パートナービジネス パートナープロップ パートナー関係管理システム ビジネスパートナー 代理店 代理店営業 取次店 営業 株式会社 管理システム 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アルゴリズムソリューション開発などを通じ量子計算技術の社会実装を目指す「Quanmatic」が5.3億円調達
2024年9月30日、株式会社Quanmaticは、総額5億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Quanmaticは、ビジネスの数理最適化を実現するアルゴリズムソリューションの提供や…
運送会社向け運行管理プロダクト「D-connect」などを提供する「route-D」が6000万円調達
2024年10月22日、株式会社route-Dは、総額6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 route-Dは、運行管理アプリ「D-connect」や、物流コンサルティング事業などを通じ…
BtoB受発注システム「CO-NECT」 発注時に利用する「発注CO-NECT」のモバイルアプリをリリース
2022年1月27日、CO-NECT株式会社は、「発注CO-NECT」のモバイルアプリの提供を開始したことを発表しました。 CO-NECTは、BtoB受発注システム「CO-NECT」を提供しています。…
動画配信プラットフォームサービスを提供する「PLAY」が「WOWOW」と資本業務提携
2023年3月31日、株式会社PLAYは、株式会社WOWOWと資本業務提携、株式会社TBSホールディングス、およびテレビ東京ホールディングスと資本提携を行ったことを発表しました。 PLAYは、OTT配…
EV用普通充電器などを開発・提供する「ジゴワッツ」が1億円調達
2022年10月18日、株式会社ジゴワッツは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジゴワッツは、電気自動車(EV)用普通充電器「Ella」や、自動車用スマートロックシステム「Virt…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集