注目のスタートアップ

正当な権利者を泣き寝入りさせない司法社会の構築を目指す「KenRi」が7,000万円調達

company

2024年7月25日、株式会社KenRiは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

KenRiは、生成AIなどの最新のテクノロジーを活用したリーガルテックサービスを駆使し、法曹界の人材不足問題の解決を糸口に、効率的な司法制度の構築を目指しています。

具体的には、法曹向けリーガルテックサービスの提供や、ADR(裁判外紛争解決手続)事業(認証取得準備中)を手がけています。


企業活動や日常生活では、自身がどんなに気をつけていたとしても、何らかのトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

これが当事者間の話し合いで解決できるものであれば大きな問題はないかもしれません。しかし法律トラブルに巻き込まれてしまった場合は、弁護士に相談するなど、司法サービスを利用することが必要となります。

一方で司法サービスは、高額な弁護士費用や、手続きや審理に時間がかかるといった問題から、一定の人・企業が適切な司法サービスにアクセスできていないという深刻な課題を抱えています。

とくに近年はインターネットの普及によって、不特定多数からの誹謗中傷、著作物の無断使用といった問題が拡大しており、司法サービスの充実や体制の整備が求められています。

KenRiは、法曹人口の不足が課題のひとつであると考え、テクノロジーを駆使することで、効率的な司法制度の構築を行い、これによってより多くの人びとが司法サービスにアクセスできる環境をつくることを目指しています。

経営において、法律が関わってくる場面は多々あります。起業家だけでは判断できないこともあるので、弁護士に依頼することは重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期から顧問弁護士を依頼するメリットについて専門家にインタビューしています。

また、資金調達を行い企業体制を整備することも、安定した経営を行っていく上で重要な要素のひとつです。別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ADR BtoB KenRi リーガルテック 司法 株式会社 権利 法律 法曹 法曹界 裁判外紛争解決 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳の大久保が解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プライシング変革支援事業などを展開する「ハルモニア」がホームセンター「カインズ」と資本業務提携
2022年12月20日、ハルモニア株式会社は、株式会社カインズと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ハルモニアは、パートナー企業のプライシングを戦略策定からシステム化まで一気通貫で支援す…
オンラインガチャのプラットフォーム「ガチャイチ」などを手がける「Iranoan」が4.2億円調達
2023年12月21日、株式会社Iranoanは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Iranoanは、トレーディングカードのオンラインガチャサービス「Gacha24」、オ…
独自の金属加熱技術により金属の製造・リサイクルの脱炭素化を実現する「SUN METALON」が31億円調達
2024年10月3日、株式会社SUN METALON(SUN METALON Inc.)は、総額31億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SUN METALONは、低コスト・低CO2・省スペー…
デジタルカードメッセージ作成サービスを提供する「comeru」が「ナカチカ」と資本業務提携
2022年12月7日、株式会社comeruは、ナカチカ株式会社と2022年8月1日に資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 comeruは、デジタルカードメッセージ作成サービス「comeru」…
AI警備システム「AI Security asilla」を手がける「アジラ」が4.6億円調達
2024年1月18日、株式会社アジラは、総額約4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アジラは、AI警備システム「AI Security asilla」を開発・提供しています。 「…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集