「SBIR制度に基づく支援」研究開発補助金等を受けた中小企業者等への支援について

tips

「SBIR制度に基づく支援」のご案内です。

国等の指定する特定の研究開発補助金等を受けた中小企業者、または事業を営んでいない個人は、その成果を利用した事業活動を行う場合に、特許料の減免や日本政策金融公庫の特別貸付制度などの支援を受けることができます。

対象者

科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律に基づき指定された特定の研究開発補助金や委託費(指定補助金等、または特定新技術補助金等)の交付を受けた中小企業者、または事業を営んでいない個人(大学等の研究者等)

支援内容

(1)特許料等の減免【指定補助金等のみ】
(2)信用保証の特例【指定補助金等のみ】
(3)日本政策金融公庫の特別利率による融資制度(新企業育成貸付制度)
(4)中小企業投資育成株式会社法の特例措置
(5)国や関係機関の入札への参加機会の特例措置
(6)中小企業者の技術力をPRする場の提供(SBIR特設サイト掲載、「J‐GoodTech(ジェグテック)」への登録、「新価値創造展」出展における審査の優遇措置) など


SBIR(Small Business Innovation Research)制度は、スタートアップ・中小企業による研究開発と、その成果の事業化を支援する制度です。これによって日本のイノベーション創出を促進することを目的としています。

具体的な支援として、SBIR制度による補助金の指定と、指定補助金の交付を受けた企業の事業化に際してさまざまな支援策を実施しています。

また、研究開発を効果的かつ効率的に実施するため、指定補助金においては、研究開発課題の設定、多段階選抜方式の実施、プログラムマネージャーの設置を行っています。

指定補助金については内閣府の特設サイトで確認することができます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ SBIR SBIR制度に基づく支援 スタートアップ 中小企業 制度 支援 研究開発 補助金
詳細はこちら

SBIR制度に基づく支援(PDF)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

特許庁「知財活動事例集」を公開 中小企業14社の取り組みを紹介
2024年7月23日、特許庁は、「知財活動事例集」を公開しました。 知的財産活動(知財活動)に取り組む中小企業を紹介する電子冊子です。 業種や活動内容の多様性に富む中小企業14社に取材を行い、各企業の…
「グローウィン・パートナーズ」が上場企業の経営企画部門・経理財務部門向け新サービスを提供開始
2020年4月15日、グローウィン・パートナーズ株式会社は、新型コロナウィルスの感染拡大防止による緊急事態宣言の影響により、事業計画の見直しや減損検討などが迫られる上場企業の経営企画部門・経理財務部門…
【東京都】「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」補助金 6/28締切
2023年4月23日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」の開始を発表しました。 都内中小企業等による優れた製品や技術の開発・改良・実用化を促す支援…
手術支援ロボットを開発する「F.MED」が1.8億円調達
2022年12月15日、F.MED株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 F.MEDは、九州大学先端医療オープンイノベーションセンターで実施されてきた、マイクロサー…
最先端の創薬プラットフォームを駆使したネットワーク型創薬ベンチャーの「モジュラス」が23.4億円調達
2022年3月1日、モジュラス株式会社は、総額23億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 バイオロジーについての知見、最先端の計算科学を駆使した創薬プラットフォーム、グローバルなネッ…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集