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精神科・心療内科系疾患特化型オンライン診療プラットフォームとクリニックDX支援を展開する「アトラスト・ヘルス」が資金調達

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2024年6月13日、アトラスト・ヘルス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

アトラスト・ヘルスは、精神科・心療内科系疾患特化型オンライン診療プラットフォームと、クリニックDX支援事業を展開しています。

精神科・心療内科系疾患特化型オンライン診療プラットフォームは、予約・受診・決済・薬や書類の受け取りまでをオンライン完結にする診療プラットフォームです。

このプラットフォームにより、患者は自宅などから手軽に精神科医に相談することができ、医師は柔軟な働き方を実現することができます。

クリニックDX支援では、メンタルクリニック向けのクラウド基幹システムを提供しています。これにより予約、事前問診、キャッシュレス決済など、主要業務のデジタル化を支援しています。

今回の資金は、オンライン診療プラットフォームの開発、さらなる認知度向上を目的としたマーケティング、クリニック向けDX事業の人員増強に充当します。


ビデオ通話などのテクノロジーによりオンラインでの診療を実現するオンライン診療は、仕事で通院する時間のない社会人などに対しても医療にアクセスできる環境を提供するものとして以前から実用化が期待されていました。

このオンライン診療はコロナ禍によってニーズが急速に高まり、指針の改定、制度の整備などが進み、現在オンライン診療は普及拡大に向かっています。

こうした中で、メンタルヘルスの領域ではオンライン診療・カウンセリングが課題解決にも資するものとして高い注目を集めています。

精神疾患にはいまださまざまな偏見があります。これは周囲の人からの偏見だけでなく、精神疾患を持つ(あるいは疑っている)人が自分自身に対して抱く偏見も含まれます。

この偏見のせいで、クリニックに行く必要があるのに行かない(行けない)という患者が数多く存在しています。したがって、メンタルヘルスの領域では、より簡単に診療・カウンセリングを受けられるような環境整備が重要となっているのです。

メンタルヘルスにおけるオンラインカウンセリングやオンライン診療は、誰にも知られることなく利用できるため、こうした偏見の影響を低減できるという特徴があります。こうした背景から、オンラインサービスのニーズが高まっています。

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カテゴリ 有望企業
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