注目のスタートアップ

企業間物流に特化した物流支援事業を展開する「LOKIAR」が5,400万円調達

company

2024年6月4日、株式会社LOKIARは、総額5,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。

LOKIARは、企業間物流支援サービス「Meech(ミーチ)」(β版)の開発・提供や、物流コンサルティング事業、ITシステム受託開発事業などを展開しています。

「Meech」は、運送会社間のマッチングで低積載を解消しコスト削減と生産性向上を支援するプラットフォームです。車両単位だけでなくケース単位でのマッチング、中小荷主でも導入しやすい低価格などを特徴としています。

今回の資金は、「Meech」の開発加速、拡販に向けた組織体制のさらなる強化に充当します。


2024年4月1日から、「働き方改革関連法」における時間外労働時間の上限規制が物流業界に対しても適用され、トラックドライバーの時間外労働時間の上限が年960時間に制限されるようになりました。

これにより物流業界は1人のドライバーによる長距離輸送が困難となり、鉄道・船舶への転換(いわゆるモーダルシフト)や、中継拠点を利用する中継リレー輸送の導入などによって対処することが求められています。

このような背景のもと、物流業界では新たな輸送の仕組みづくりが進められており、物流企業・荷主企業において新たなシステムの導入や、業務体制の構築が必要となっています。

こうした状況下で、LOKIARは企業間物流において、伝言ゲームになりがちなコミュニケーションや、納品トラブル、法規制対応などのさまざまな課題に対応するため、荷主企業と運送会社を対象とした物流管理業務の効率化とリスク軽減を実現する企業間物流支援サービス「Meech」を手がけています。

事業の拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB LOKIAR Meech コンサルティング マッチング ミーチ 企業間物流 支援事業 株式会社 物流 資金調達 運輸 運送 運送会社
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

産業用スマートヘルメットサービス「CrossWare」を開発する「Borderless」が資金調達
2022年7月1日、株式会社Borderlessは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の調達により、累計調達額は約4.3億円となります。 産業用スマートヘルメットサービス「CrossWare…
スペースデブリ除去など軌道上サービスに取り組む「アストロスケールホールディングス」が「みずほ銀行」と30億円の融資契約を締結
株式会社アストロスケールホールディングスは、株式会社みずほ銀行と、総額30億円の融資契約を締結したことを発表しました。 アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去など、軌道上サ…
ソーシャルコラボレーションサービスを展開する「Castee」が4億円調達
2024年11月6日、株式会社Casteeは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Casteeは、ソーシャルコラボレーションサービス「Castee」や、成果報酬型の法人向けコラボ動画…
産業用ドローンを開発する「ACSL」が農業支援ロボットを開発する「アイ・イート」と資本業務提携
2022年5月13日、株式会社ACSLは、アイ・イート株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ACSLは、産業用ドローンの開発・提供や、自律制御技術をコア技術とした、無人化・IoT…
電子書籍を主体とする出版スタートアップ「BookBase」が2.5億円調達
2024年10月1日、株式会社BookBaseは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本ラウンドにおいては、最大2.94億円の資金調達を目指しており、セカンドクローズに向けた…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集