「日本版MaaS推進・支援事業」補助金

subsidy

「日本版MaaS推進・支援事業」のご案内です。

地域公共交通は、国民生活や社会経済活動を支える社会基盤である一方、人口減少や少子化、マイカー利用の普及やライフスタイルの変化等による長期的な需要減により、その持続可能性の確保が課題となっています。このような状況を踏まえ、地域の多様な関係者の「共創」(連携・協働)により、地域公共交通ネットワークの「リ・デザイン」(再構築)を進め、利便性・生産性・持続可能性を高めることが必要です。

本事業は、こうした「共創」の取組に対し、その萌芽となる実証事業に対する補助を行うとともに、実地伴走型のフォローを継続するとともに、必要な課題等を整理し、他の地域においても横展開を図り、共創の取組による地域公共交通の再構築を全国的に展開することを目的としています。

また、地域が主体的に、実情に応じた交通ネットワークを検討し実施するためには、交通のみならず都市・地域経営の視点からも地域全体をコーディネートできる人材の育成を図ることが不可欠です。そのため、こうした人材育成を行う事業についても支援し、地域公共交通の持続可能性を高めていくことを目的としています。

対象事業

複数の交通モードにおけるサービスを1つのサービスとして、デジタルを活⽤して提供したうえで、データの連携・利活⽤等により、地域が抱える様々な課題の解決に取り組む事業。

対象事業者

都道府県・市町村・地⽅公共団体と連携した⺠間事業者、またはこれらを構成員とする協議会。

補助率

A. 中小都市・過疎地など(人口10万人未満の自治体)
 500万円以下は定額、500万円超部分は2/3

B. 地方中心都市など(人口10万人以上の自治体)
 補助率2/3

C. 大都市など(東京23区・3大都市圏の政令指定都市)
 補助率1/2

補助上限額

1億円

募集期間

2024年4月8日~2024年5月10日12時


現代社会にとって人びとの移動を支える公共交通機関は、重要な社会インフラのひとつとして認識されています。

しかし地方、とくに過疎地域では採算性が伴わず、近年になって撤退する交通事業者がが増加しており、交通弱者などの地域課題の要因となっています。

このような状況下で、交通に関する課題解決のため、テクノロジーの活用が注目されています。

MaaS(Mobility as a Service)とは、バス・電車・タクシー・シェアサイクルなどあらゆる交通機関・交通手段を、デジタルテクノロジーによってシームレスにつなげ、効率的に使えるようにするシステムのことです。

このMaaSにより、ユーザーは自動的に複数提示される目的地までの移動手段・料金を選ぶことで、移動手段の選択・計画について労力を使わずに済むほか、これまでユーザーに利用されにくかった交通の利用促進などを図り、交通事業者の利益の最大化、利用者の分散による混雑の緩和などが実現されます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ MaaS デザイン ネットワーク ライフスタイル 公共交通 共創 地域 基盤 実証事業 持続可能性 日本版 構築 生活 社会 補助金
詳細はこちら

日本版MaaS推進・支援事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」
「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」のご案内です。 農業法人等が就農希望者を雇用して農業就業又は独立就農に必要な実践研修を実施する場合に資金を交付する「雇用就農者育…
「デジタル・ディバイド解消のための技術等研究開発推進事業」補助金
総務省は、「デジタル・ディバイド解消のための技術等研究開発推進事業」の公募について発表しました。 高齢者・障害者の利便に資するためのICT技術、機器・サービスに関するもの、又はこれまでに実施されていな…
【東京都】第1回「設備投資緊急支援事業」 2024年問題対策に取り組む中小企業を支援(最大1億円)
第1回「設備投資緊急支援事業」のご案内です。 この事業は、公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成金事業です。 働き方改革関連法の時間外労働上限規制が2024年4月から運送・物流、建設業のにも…
経営支援引継ぎを支援するWebメディアプラットフォーム「ツグナラ」運営の「サクシード」が「埼玉縣信用金庫」と業務提携
2022年6月17日、株式会社サクシードは、埼玉縣信用金庫と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 サクシードは、地域特化型M&Aや経営支援引継ぎを支援するWebメディアプラットフォーム「ツグナ…
「持続的生産強化対策事業のうち持続可能性配慮型畜産推進」
農林水産省は、令和6年度「持続的生産強化対策事業のうち持続可能性配慮型畜産推進」に係る公募について発表しました。 公募対象内容 1 アニマルウェルフェア配慮型飼養管理推進 アニマルウェルフェア(AW)…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集