令和5年度「農林⽔産物・⾷品輸出促進緊急対策事業のうち青果物輸出産地体制強化加速化事業」追加公募

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農林水産省は、令和5年度「農林⽔産物・⾷品輸出促進緊急対策事業のうち青果物輸出産地体制強化加速化事業」の追加公募について発表しました。

輸出拡大実行戦略に即して、早急に青果物輸出産地の体制強化を図るため、近年の輸出先国・地域の植物検疫条件や残留農薬基準等の規制に対応し、その生産体制や品質保持のための流通体制の強化、輸出向けロットの確保等に向けて複数産地と輸出事業者が連携して行う取組を支援します。

補助金額及び補助率

補助金の予算枠は 4,000万円とし、この範囲内で本事業の実施に必要となる経費を助成します。

補助率は定額(ただし、機器等のリースは1/2以内)とします。

提出期限

2024年5月10日(金)17:00


政府は、2025年に2兆円、2030年に5兆円という目標を掲げ、農林水産物・食品の輸出を拡大するための戦略、「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」を策定しています。

日本の農林水産物・食品の輸出額は、2012年の約4,497億円から、2021年には1兆円を超えるまでに成長しています。日本の農林水産物・食品は、その品質が海外市場で高い評価を受けており、さらに、日本食の人気が海外で広まる中で、今後も拡大の余地が見込まれています。

日本国内市場が少子高齢化によって縮小する一方で、海外市場の開拓は農林水産物・食品業界の成長に欠かせない取り組みとして位置づけられています。

しかし、日本の輸出は依然として少数の国に偏っていることが課題となっています。とはいえ、新たな海外市場への展開には、各国の規制に対応する複雑な作業が必要であり、産地単独では対応が難しいという課題があります。

このような背景から、農林水産省は「青果物輸出産地体制強化加速化事業」を推進し、複数の産地と輸出事業者が連携して、輸出先国・地域の規制に対応し、生産体制や品質保持のための流通体制を強化し、輸出向けのロットを確保する取り組みを支援しています。

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