【東京都】「サイバーセキュリティ対策促進助成金」

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「サイバーセキュリティ対策促進助成金」について発表しました。

中小企業者等が自社の企業秘密や個人情報等を保護する観点から構築したサイバーセキュリティ対策を実施するための設備等の導入を支援します。

助成対象事業者

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施しているSECURITY ACTIONの2段階目(★★二つ星)を宣言している都内の中小企業者・中小企業団体・中小企業グループ。

助成対象経費

サイバーセキュリティ対策を実施するために必要となる下記の機器等の導入、およびクラウド利用に係る経費
①統合型アプライアンス(UTM等)
②ネットワーク脅威対策製品(FW、VPN、不正侵入検知システム等)
③コンテンツセキュリティ対策製品(ウィルス対策、スパム対策等)
④アクセス管理製品(シングル・サイン・オン、本人認証等)
⑤システムセキュリティ管理製品(アクセスログ管理等)
⑥暗号化製品(ファイルの暗号化等)
⑦サーバーOS及びインストール作業費用(サーバー入替に伴うOS更新を含む)
⑧標的型メール訓練

助成率

1/2以内

助成額

1,500万円(申請下限額10万円)

申請スケジュール予定

申請エントリー・電子申請受付期間 交付決定 助成対象期間
第1回 2024年5月13日(月)9:00~5月17日(金)17:00 2024年7月下旬 2024年8月1日~11月30日
第2回 2024年9月9日(月)9:00~9月13日(金)17:00 2024年11月下旬 2024年12月1日~2025年3月31日
第3回 2025年1月8日(水)9:00~1月15日(水)17:00 2025年3月下旬 2025年4月1日~7月31日

総務省「情報通信白書令和5年版」によれば、2022年に観測されたサイバー攻撃関連通信数は、2015年と比較して8.3倍と、増加傾向であることが示されています。

こうしたサイバー攻撃の増加は、社会・企業のデジタル化の進展が要因であり、さまざまな領域でデジタルテクノロジーが重要な要素となっている時代において、サイバー攻撃への対応、つまりセキュリティ対策は重要な観点といえます。

一方、セキュリティ対策は直接利益を生むというものではないため、中小企業などでは後回しにされてしまうという問題があります。

しかしサイバー攻撃は大企業と同程度に中小企業も標的としているため、中小企業などでも、サイバー攻撃からの被害から身を守ったり、関係者の利益を守ったりするためにもセキュリティ対策を進めていくことが求められています。

こうした背景のもと、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「サイバーセキュリティ対策促進助成金」により、中小企業などのサイバーセキュリティ対策を支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ SECURITY ACTION サイバーセキュリティ サイバーセキュリティ対策促進助成金 セキュリティ セキュリティ対策 中小企業 公益財団法人 助成金 対策 東京都 東京都中小企業振興公社
詳細はこちら

サイバーセキュリティ対策促進助成金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【12/6-8】ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展」
ものづくり補助事業展示商談会「中小企業 新ものづくり・新サービス展」のご案内です。 「ものづくり補助事業」に取り組んだ全国の中小企業が新たに開発した製品・サービス・技術等と、それをビジネスに活用したい…
リモート・アクセス時の本人認証を向上させる多要素認証サービス提供の「イニシャル・ポイント」が1億円調達
2021年3月18日、イニシャル・ポイント株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 LTE閉域網を利用しリモート・アクセス時に本人認証を向上させる多要素認証サービス「JinCre…
「中小企業景況調査(2024年4‐6月期)」中小企業の業況判断DIは4期ぶりに上昇
2024年6月28日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「第176回中小企業景況調査(2024年4‐6月期)」の結果を発表しました。 概要 (1)中小企業の業況判断DIは、全産業で▲15.7(前期差…
【東京都】「観光資源の保全等のための支援事業」補助金
東京都は「観光資源の保全等のための支援事業」について発表しました。 観光関連事業者を対象に、東京の魅力発信に資する観光資源の維持・保全に係る取り組みや、民間資金を募るクラウドファンディングによる資金調…
「観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズム促進事業」
令和7年度「観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズム促進事業」のご案内です。 高齢者、障害者、訪日外国人等、誰もが気兼ねなく旅行に参加できる環境を整備し、ユニバーサルツーリズムを促進するために、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集