注目のスタートアップ

ゲノム解析技術を活用したヘルスケアソリューション「Zene360」を提供する「Zene」が資金調達

company

2024年3月8日、株式会社Zeneは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、Spiral Capital株式会社と、パナソニック株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で運営するCVC(パナソニックくらしビジョナリーファンド)です。

Zeneは、ゲノム解析技術を活用したヘルスケアソリューション「Zene360」を提供しています。

個々の遺伝子情報を詳細に分析し、健康リスクや疾患の傾向を予測するソリューションです。

健康保険組合や保険者向けに特化したサービスであり、カスタマイズされたレポートを通じ対象者の効果的な変容を促進します。

2024年3月現在、200以上の健康保険組合を中心とする法人に導入されています。

今回の資金は、「Zene360」の展開加速、特定保健指導と「Zene360」の連携、ゲノム情報を活用した新規統合プラットフォームの開発に充当します。


ヒトゲノム(人間の全遺伝子情報)の解読が完了したのは2003年のことです。その後、解析技術や情報処理技術の開発が進められ、ゲノム情報の活用が進展しています。

そして近年はテクノロジーが急速に発展し、さまざまな領域でイノベーションが起きています。

民間企業においてゲノム解析やゲノム情報の活用などが進み、現在さまざまなサービスが提供され始めています。

なかでもゲノム解析を活用したヘルスケアサービスは、その手軽さと健康志向の高まりによってさらなる成長が期待されています。

ゲノム解析では、生まれ持った体質や病気のリスクなどを知ることができます。これをヘルスケアとして応用することで、ユーザーごとに最適な健康習慣の提案や対策などを実現することが可能です。

Zeneは、ゲノム解析技術を駆使したヘルスケアソリューション「Zene360」を法人向けに提供し、企業・個人の健康管理をサポートしています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB ゲノム ゲノム解析 ソリューション ヘルスケア 健康 株式会社 検査 資金調達 遺伝子
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ITコンサルティング会社「グラビス・アーキテクツ」が「道銀SDGs私募債」2億円を発行
2022年8月31日、グラビス・アーキテクツ株式会社は、株式会社北海道銀行を引受先とする「道銀SDGs私募債」2億円を発行したことを発表しました。 グラビス・アーキテクツは、公共公益機関と中堅中小の製…
生産者と外食産業をつなぐSNS&仕入れアプリ「フレマル」がリリース
2021年6月21日、株式会社スマイルファームは、「フレマル」を2021年6月18日にリリースしたことを発表しました。 「フレマル」は、生産者と外食産業をつなぐ食の総合プラットフォームです。 生産者は…
「KOMPEITO」が4億円調達 「OFFICER DE YASAI」をオフィス向け置き社食サービスにリニューアル
2020年5月14日、株式会社KOMPEITOは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オフィス向けの置き社食サービス 「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を運営してい…
EC特化型のAIシステム開発の「LISUTO」が「佐川急便」と資本業務提携 EC事業者向けソリューションを提供
2021年4月20日、LISUTO株式会社は、佐川急便株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 LISUTOは、スラエルに開発拠点を構え、商品詳細などのテキストからタグを自動登録するA…
「弁護士ドットコム」と「リセ」が資本業務提携 AIレビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」を提供開始
2023年7月21日、弁護士ドットコム株式会社は、株式会社リセと資本業務提携したことを発表しました。 また、提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を通じ、AIによる契約書の自動レビ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集