創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年3月8日【東京都】「デジタルツール導入促進緊急支援事業」助成金

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和5年度「デジタルツール導入促進緊急支援事業」の公募について発表しました。
対象
建設業及び運輸業に該当する都内中小企業等(会社・個人事業主・中小企業団体)。
支援内容
デジタルツール導入に係る経費の一部を助成。
助成限度額
最大100万円 (申請できる助成金の下限額5万円)。
助成率
助成対象経費の4分の3以内
申請期間
2024年3月6日(水)~2024年4月5日(金)
テクノロジーの急速な発展に伴い、企業・産業のデジタル化が加速しています。
従来のデジタルツールやシステムといったものは、オンプレミス型(社内サーバーに導入するもの)が主流でした。これらは、初期費用や保守・点検に多大なコストがかかるものであったことから、中小企業・小規模事業者ではあまり導入が進みませんでした。
しかし近年は、SaaS(クラウドサービス)が主流となり、初期費用の低さや、管理・保守が不要であることなど、その導入コストの低さから、中小企業・小規模企業でもデジタルツールの活用が進められています。
こうした中、自社の課題に適合したデジタル化は、企業の成長のために重要な取り組みとなっています。
建設業や運輸業はデジタル化が遅れている領域とされています。
一方で、高齢化・人手不足といった深刻な課題を抱えており、デジタル化による生産性向上は重要な要素です。
さらに建設業・運輸業は「2024年問題」に直面しています。
4月1日から建設業・運輸業では時間外労働の上限規制が適用されます。
これによって建設業・運輸業では従来の働き方を大きく改革する必要があります。
デジタルツールの導入はこうした制度変更に対処するためにも必要な取り組みです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | デジタルツール デジタルツール導入促進緊急支援事業 中小企業 公益財団法人 助成金 導入 建設業 東京都 東京都中小企業振興公社 物流 緊急支援 補助金 運輸 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年3月14日、農林水産省は、令和6年度「持続可能な食品産業への転換促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進事業」の2次公募について発表しました。 食品産業のサプライチェーン全体での持続可能性…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」について発表しました。 一時支援金等(※)を受給した都内中小企業の、販売促進の取り組みに助成金を交付します。 助成…
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)の交付決定事業者が発表されました。 「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」は、複数の中小企業・小…
2023年4月19日、株式会社GACCIは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、建設業の見積業務を最適化するプロダクト「GACCI(ガッチ)」の提供を開始したことも発表しました。…
「早期再就職支援等助成金(雇入れ支援コース)」のご案内です。 厚生労働省が実施する助成金事業です。 再就職援助計画などの対象者を離職後3か月以内に期間の定めのない労働者として雇い入れ、継続して雇用する…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

