創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年2月15日空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供する「matsuri technologies」が資金調達

2024年2月15日、matsuri technologies株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
matsuri technologiesは、ソフトウェアを主軸に空間の価値を最大化するソリューション「StayX」事業を展開しています。
住宅・別荘・民泊などの空間を、1泊単位での宿泊や1か月単位での短期賃貸での運営などにフレキシブルに変化させ、価値最大化を実現します。
ソフトウェアの力を活用し、インターネットでの集客から、リアルタイムでの在庫管理、価格調整、清掃員管理など、宿泊・賃貸にまつわるあらゆる業務を効率化し、無人での施設運営を実現しています。
今回の資金は、ソフトウェアの強化、施設の体制強化、採用強化に充当します。
訪日観光客の獲得が順調に進んでいた観光業界は、コロナ禍によって一気に需要を失い、大きな危機に立たされました。
こうした中で宿泊施設は新たな需要を獲得する取り組みが重要となっています。
新たな取り組みとしては、新たな宿泊体験の提供、テクノロジーを活用した効率化や宿泊体験の向上、中長期滞在や短期賃貸などへの展開などが考えられます。
一方で、多様な展開をするためにはオペレーションなどが複雑になるという問題もあります。
matsuri technologiesは、ソフトウェアを軸に、空間をフレキシブルに変化させることで、多様な展開を図り、価値を最大化するソリューションを展開しています。
コロナ禍においてはマンスリー需要などに対応することで売上を伸ばしており、コロナ禍が落ち着いた現在では観光需要が回復し、さらに稼働率が向上しています。
このような業績からも空間を柔軟に活用するという考えは有効であることが示されており、今後のさらなる成長が期待されます。
事業の成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との事業連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB matsuri technologies StayX 不動産 宿泊 株式会社 無人 空間 観光 賃貸 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年12月4日、株式会社CAMPFIREは、総額40億円超の資金調達を実施することを発表しました。 国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、融資型クラウドファンディング「C…
2020年5月14日、AMI株式会社は、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 4月10日には4.9億円を調達しています。 AMIは、疾患に繋がる心雑音のみを自動的に検出する聴診器「超…
2022年4月20日、Anlimited株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Anlimitedは、大学生・大学教員・大学職員限定のSNS「Union」を運営していま…
2023年7月19日、株式会社enstemは、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 enstemは、独自の腕時計型ウェアラブルデバイスを活用したコンディショニングアプリ「No…
2022年12月9日、株式会社天地人は、資金調達を実施したことを発表しました。 天地人は、JAXA衛星をはじめとする地球観測衛星などから得られる宇宙ビッグデータを活用した土地評価サービス「天地人コンパ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…