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アニメ・漫画などのIPやクリエイターと連携し企業のマーケティングを支援する「Minto」が「NTTドコモ・ベンチャーズ」から資金調達

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2024年2月9日、株式会社Mintoは、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表しました。

Mintoは、クリエイターと連携し企業のマーケティング企画・支援を行うコンテンツソリューション事業、デジタル発のIP・コンテンツをプロデュースするIPプロデュース事業、Web3×クリエイター・コンテンツで新規事業を手がけるWeb3事業を展開しています。

2021年にはWebtoonに特化した制作スタジオを開設しています。

2024年2月現在、海外3つの拠点を軸に、日本発IPのグローバル展開に取り組んでいます。

NTTドコモとは、映像・エンタメ、XR、Web3などのエンターテインメント領域で新たな価値創造を目指していきます。


近年、SNSの隆盛によってクリエイターマーケティングの重要性が高まっています。

クリエイターマーケティングとは、漫画・イラストなどを生み出すクリエイターとコラボしたマーケティング施策のことです。

SNSで活躍するクリエイターは、自身のブランドを確立している、自らコンテンツを生み出している、コミュニティを構築している(ファンがいる)といった特徴を持っており、このクリエイターとコラボすることで、ファンに対してアピールすることが可能です。

クリエイターのファン層は特定の属性に偏っていることが多いことから、企業としては特定の属性に絞って訴求できるという特徴や、クリエイターを経由したマーケティングは企業が直接行うものよりもユーザーに対する印象が良いといった特徴もあります。

一方で、クリエイターマーケティングでは企業による介入が必ずしもいい結果を生むというわけではなく、ある程度クリエイターの自主性に任せた方が良いという難しい舵取りを強いられます。

また、クリエイターのパフォーマンスを最大化するにはマネジメントが重要なのですが、多くの企業はクリエイターのマネジメントの知見がありません。

したがって、クリエイターマーケティングでは、クリエイターマーケティングのノウハウのある企業が重要となっているのです。

事業の成長には資金調達や、シナジーが見込める企業との連携が欠かせません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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