「日本DX大賞2024」応募受付開始

subsidy

2024年2月6日、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会は、「日本DX大賞2024」の応募受付を開始したことを発表しました。

「日本DX大賞」は、民間企業や自治体による優れたDXの取り組みを表彰するコンテストです。

DXの成功事例を発掘し共有することで、日本全体のDX推進を加速させることを目的としています。

応募対象

「DX推進」に取り組んでいる民間企業、公的機関、自治体等の以下の事例。
・当該年度(2023年4月から2024年3月)で変革を実現した事例または成果をあげた事例
・ユーザー企業・団体が取り組んだ事例

募集内容

・サステナビリティトランスフォーメーション(SX)部門
気候変動、脱炭素化、災害対策、エネルギー危機、パンデミックなどの環境および社会課題をビジネスチャンス捉えて取り組むプロジェクト

・ビジネストランスフォーメーション(BX)部門
デジタル技術を活用して、新たな価値創出や収益機会を生み出すなど、従来のビジネスモデルの変革に取り組んだプロジェクト

・カスタマーエクスペリエンス(CX)部門
デジタル技術を活用し、顧客体験価値の向上や、顧客とのより深い関係構築に取り組んだプロジェクト

・マネジメントトランスフォーメーション(MX)部門
組織文化、意思決定に関わるワークフローや業務プロセスの変革に取り組んだプロジェクト

・行政機関・公的機関部門
自治体など行政機関のDX推進に取り組んだプロジェクト、官民連携を通して地域DXに取り組んだプロジェクト

・ノーコード部門
ノーコードを活用しDXに取り組んだプロジェクト(第2回日本ノーコード大賞へのエントリー)

募集期間

2024年2月6日~2024年4月26日

概要

日程:
2024年4月26日 応募締切
2024年4月27日-5月6日 審査期間
2024年5月15日 日本DX大賞ファイナリスト発表
2024年6月17日-21日 日本DX大賞2024決勝大会
2024年6月21日 表彰式

表彰式会場:
渋谷ストリームホール(〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリームA棟)

表彰内容:
「サステナビリティトランスフォーメーション」「ビジネストランスフォーメーション」「カスタマーエクスペリエンス」「マネジメントトランスフォーメーション」「行政機関・公的機関」に分けて募集・受付を行い、部門別に大賞および優秀賞を選出。また応募企業・団体の名から複数スポンサー賞等を選出予定。

主催:日本DX大賞実行委員会
(構成員:Re-Innovate Japan、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会、一般社団法人ノーコード推進協会)
後援(申請予定含む):総務省、経済産業省、デジタル庁、独立行政法人 情報処理推進機構

メディアパートナー:EnterpriseZine、DXマガジン、Ledge.ai

主な選考基準:
社会や組織の内外に与えるインパクトの大きさ、およびその意義、取り組みによる具体的な成果、戦略性や革新性と導入のしやすさなどの展開性、ほか


DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、データとテクノロジーの活用によって企業・組織を根本から変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。

近年、AI・IoT・ロボットなどの先端技術が急速に発展しており、産業界ではこれらテクノロジーを取り入れることでイノベーションを起こしており、今後もこの流れが加速していくと考えられています。

DXは世界的な流れであり、もしこれに遅れることがあれば、国際競争において相対的に競争力が低下していくことになります。

日本はDXの遅れが指摘されていましたが、経済産業省の「DXレポート2.2(概要)」によれば、近年において着実にDXが進んでいるとされています。

一方で、DXは単なる業務効率化・生産性向上を目指すものではなく、デジタル産業の確立に向けて抜本的な変革が必要であるのに対して、デジタル投資の内訳は近年においても「既存ビジネスの維持・運営」に約8割が充てられており、DX投資が企業成長に反映されていないことが指摘されています。

こうした中で、優れたDXの取り組みを広く知らしめる取り組みは、多くの企業の模範となり、企業成長につながるものとして重要となっています。

近年のテクノロジーの発展は、業務に革新をもたらしています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、設備投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ DX コンテスト デジタルトランスフォーメーション デジタル化 日本DX大賞2024 日本デジタルトランスフォーメーション推進協会
詳細はこちら

日本最大級のDXコンテスト「日本DX大賞2024」、応募受付開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「HACARUS」がAIに関する相談サービス「DXほっとライン」を本格始動
2021年2月9日、株式会社HACARUSは、「DXほっとライン」を指導することを発表しました。 「DXほっとライン」は、AIのエキスパートに、AIの導入に関する様々な相談を行えるサービスです。 導入…
点検DXロボットやロボットの統合管理プラットフォームを手掛ける「ugo」が資金調達 「安川電機」「川崎重工業」と協業
2022年10月28日、ugo株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、ロボットの統合管理プラットフォーム「ugo Platform」を、株式会社安川電機が開発する産業用ロボット「MO…
製造業向け技術伝承・知識共有プラットフォーム「blooplinter」などを提供する「LIGHTz」が資金調達
2024年3月26日、株式会社LIGHTzは、資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズAの資金調達が完了し、累計調達額は合計8.6億円となりました。 LIGHTzは、製造業向けのナレ…
【3/27締切】「ものづくり補助金」第18次公募が開始
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」の第18次公募が開始されました。 中小企業・小規模事業者などが今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の…
デジタル・マーケティングの「AViC」が3.3億円調達
2020年9月30日、株式会社AViCは、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SEOマーケティングを軸とした、幅広いデジタル・マーケティング事業を展開しています。 デジタル…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集