令和6年度「農家負担金軽減支援対策事業」

subsidy

2024年1月31日、農林水産省は、令和6年度「農家負担金軽減支援対策事業」の公募について発表しました。

土地改良区等への支援資金の貸付け・助成のための計画に対し、審査委員会を開催し審査・認定を行います。また、認定した土地改良区等に対する支援資金の貸付けや、償還金の徴収、助成金の交付を行います。

水田・畑作経営所得安定対策等支援事業(無利子貸付)

担い手への農用地の利用集積を支援するための水田・畑作経営所得安定対策等支援計画に従って、土地改良区等に対して負担金の一部に充てる資金の貸付けを行うための事業計画認定及び貸付け実行、償還金の徴収を行います。

災害被災地域土地改良負担金償還助成事業(利子助成)

災害被災地域土地改良負担金償還助成計画に従って、土地改良区等に対して、一定規模以上に被災した農用地又は土地改良施設等の受益地に係る営農再開まで(但し、被災年を含めた3年間を上限とする)の負担金の償還利息に相当する額を助成するための事業計画認定と助成金の交付を行います。

農地有効利用推進支援事業(利子助成)

農地耕作条件改善事業を実施する地区における担い手への農地利用集積を支援するための農地有効利用推進支援計画に従って、負担金の償還利息に相当する額を助成(事業費負担型)と、農地の出し手に対する一括前払金の借入資金に対する償還利息に相当する額を助成(一括前払金助成型)するための事業計画認定と助成金の交付を行います。

公募期間

2024年1月31日(水)~2024年2月19日(月)


土地改良事業は、農業農村を整備する事業のうち、農業生産基盤の整備や農村の保全と管理を行う事業です。

農業を円滑に行えるようにするためには農地や水路などの工事(土地改良事業)を行う必要があります。しかし土地改良事業の実施には莫大な資金が必要となるため、農家は借り入れによって実施しています。

一方で、農業は国民の生活を支える重要な営みであり、公益性があります。したがって、すべてを農家に担わせるのではなく、公的な支援を行っています。

「農家負担金軽減支援対策事業」では、「水田・畑作経営所得安定対策等支援事業(無利子貸付)」「災害被災地域土地改良負担金償還助成事業(利子助成)」「農地有効利用推進支援事業(利子助成)」を実施しています。

創業手帳では、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業を解説した冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料配布中です。ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などをわかりやすく解説しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 助成 土地改良 支援資金 貸付 農家 農家負担金軽減支援対策事業 農業
詳細はこちら

令和6年度農家負担金軽減支援対策事業の公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

完全電動のオフロード型農業ローバー「Adam」を手がける「輝翠」が1.37億円調達
2025年4月3日、輝翠株式会社は、デットファイナンスによる1億3700万円の資金調達を発表しました。 輝翠は、農業用AIロボットを開発・提供しています。 現在、完全電動のオフロード型農業ローバー「A…
「果樹農業強靭化緊急対策(花粉供給緊急対策事業)」
2023年11月14日、農林水産省は、令和5年度補正「果樹農業強靭化緊急対策(花粉供給緊急対策事業)」の公募について発表しました。 区分 取組 事業実施主体 選定団体数 (1)花粉の安定生産に向けた産…
生産者と外食産業をつなぐSNS&仕入れアプリ「フレマル」がリリース
2021年6月21日、株式会社スマイルファームは、「フレマル」を2021年6月18日にリリースしたことを発表しました。 「フレマル」は、生産者と外食産業をつなぐ食の総合プラットフォームです。 生産者は…
オーガニック農作物のC2Cマーケットプレイス「食べチョク」の提供元が4000万円調達
平成30年2月8日、株式会社ビビッドガーデンは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、ユーザーの好みに合ったオーガニック野菜を定期的に届けるサービス「食べチョクコンシェルジ…
わさびの自動栽培に取り組む「NEXTAGE」が資金調達
2024年10月1日、株式会社NEXTAGEは、資金調達を実施したことを発表しました。 NEXTAGEは、2019年から、わさび促成栽培技術の開発と、自動栽培の実現に向けた実証実験に取り組んでいます。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集