創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月23日令和6年度「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」補助金
農林水産省は、令和6年度「持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進」の公募について発表しました。
「花きの振興に関する法律」の理念である花き産業及び花き文化の振興に向けて、産地や品目ごとの花きの生産・流通・需要等の課題に応じ、花き産業関係者が一体となった産地の生産性の向上、流通の効率化、国産花きの需要拡大等の取組を支援することで、活力ある花き産地の実現や花き産業の成長を図ることを目的として実施します。
事業内容
・花き流通の効率化等の取組
・ホームユース需要等に対応した品目等の転換の取組
・新たな需要開拓、消費拡大に向けた地域段階の取組
・ホームユース需要等の更なる拡大のための全国的な普及活動
・産地の花き生産の課題解決に資する技術実証等
・国と試験研究機関主導による全国レベルでの技術実証
公募締切
2024年2月16日(金)17:00まで
花卉市場は、生産者の減少などの要因から、1998年の6,300億円をピークに産出額が減少し、2020年には3,300億円にまで縮小しています。
コロナ禍においては、おうち時間の充実やストレス軽減のため、観葉植物や家庭菜園などの需要が高まりました、一方で、冠婚葬祭などのイベント自粛の影響により、切り花などの需要が大幅に減少し、全体的には低下傾向にあります。
国産花卉の流通には、品目・品種が多様であり、小売構造が零細で、卸売市場経由率が約7割と高いという特徴があります。
また、2005年から2021年の購入用途の推移としては、「購入していない」が増加傾向にあり、「プレゼント・贈答用」が大幅に減少、「自宅用」が減少傾向となっています。
市場全体の傾向として、生産者(農業経営者)が自身で価格をつけて販売できる方法を取り入れるほど、農産物販売金額が増加しています。このため、花卉業界では多様な販路を確保することが重要であるとされています。
このような状況から、花卉業界では、若年層を中心とした需要開拓の取り組みや、近年のトレンドである環境対応などが求められています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 令和6年度 効率化 持続的生産強化対策事業のうちジャパンフラワー強化プロジェクト推進 流通 消費拡大 生産 生産性 花 花き 花卉 補助金 農林水産省 需要 需要拡大 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年1月9日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(八次公募)の公募要領を公開しました。 事業再編、事業統合を含む事業承継を契機として経営革新等を行う中小企業・小規…
2023年8月15日、中小企業庁は、令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」の4次募集の開始を発表しました。 コロナ禍による来街者ニーズの多様化や、足元の円安メリットを活かしたイン…
2023年4月1日、厚生労働省は「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」の支給要領を改正したことを発表しました。 「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」は、良質なテレワークを制度として導入・…
2023年11月6日、株式会社フォーステックは、株式会社ゼンリンデータコム、名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社と業務提携を締結したことを発表しました。 またこれに先立ち、2023年9月15日に第三者割…
2024年8月8日、中小企業庁は、「担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」」を公表しました。 中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助金)は、2024年6月25日に第1回公募が開始された補助金です。…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…