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2024年1月11日物流におけるラストワンマイル領域のDXを手がける「ウィルポート」が資金調達

2024年1月10日、ウィルポート株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
また、セイノーホールディングス株式会社とは業務提携も締結しています。
ウィルポートは、狭商圏共配送のラストワンマイル領域において異なる伝票を一本化するシステム「Polaris Navi」や、物流受託事業、生活支援物流事業、宅配ボックス事業を展開しています。
「Polaris Navi」は、狭商圏共同物流DXを実現するオープン型ラストワンマイル配送プラットフォームです。
オープン型ラストワンマイル配送プラットフォームは、ラストワンマイル領域において、多様な物流会社・ドライバー・荷物を一元的に管理するオープンプラットフォームです。
多様な伝票を一元化する伝票発行システムをベースに共同配送を実現し、配送するドライバー情報、最適な配送ルートの検索などを組み合わせることで、ラストワンマイルDXを実現します。
今回の資金調達・業務提携により、「Polaris Navi」の全国展開を広く進めていく計画です。
物流におけるラストワンマイルとは、最終物流拠点からエンドユーザー、つまり商品やサービスを受け取る顧客に対して荷物を配送する物流サービスや、そのシステムのことです。
物流業界は深刻な人手不足が課題となっていますが、とくにラストワンマイルでは、年々拡大するEC市場の影響を受けて小口需要が大幅に増加しており、事業者・ドライバーあたりの負担の増加や積載効率の低下などが大きな課題となっています。
ほかにも、日時指定やさまざまな受け取り方法(例:置き配)など多様化する配送ニーズに応える必要もあり、ラストワンマイル領域ではこれら課題を解決するソリューションが求められています。
こうした中で、ウィルポートは、伝票発行システムをベースに共同配送を実現するプラットフォームにより、ラストワンマイルDXの実現を目指しています。
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