創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年12月11日「OMOエンターテイメント」によって人流を創出するサービスを開発する「ジオフラ」資金調達

2023年12月7日、ジオフラ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、W株式会社、株式会社ドーガン・ベータ、NOW株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社です。
「OMOエンターテイメント」によって人流を創出するサービスの企画・開発や、地方創生に係る事業を手がけています。
近日新サービスの公開を予定しています。
今回の資金は、組織強化、認知向上を目的とした広告宣伝、プロモーション促進などに充当します。
人流とは、人の移動を伴う一連の動静、つまり人の流れのことです。
従来は物流などと絡め、政府やデータ解析など一部の場面で使われていた言葉ですが、コロナ禍では感染症対策のために人の流れを可視化する必要があり、より広い領域で利用される言葉になっていきました。
人の流れはその地域の経済に大きな影響を及ぼします。もし人の流れを生み出すことができるプロダクトやサービスがあれば、過疎地域などにおいても経済活性化につなげられる可能性があります。
こうした中で、デジタルテクノロジーとエンターテインメントを用いてリアル空間に人の流れをもたらすものとして、『ポケモンGO』などの位置情報ゲームが注目されています。
位置情報ゲームとは、スマートフォンのGPS機能を利用し、プレイヤーが実際にいる場所(位置情報)を取り入れたゲームなどのことです。
『ポケモンGO』では、ゲーム内で表示される地図をもとに、ポケモンがいる場所まで実際に足を運ぶ必要があります。レアなポケモンの設置やイベントの開催などにより特定のスポットへの人の流れを作り出すことが可能です。
つまり、実際の現実空間に何もなかったとしても、デジタル空間上に価値を創出することができれば、現実空間への人の流れを生み出すことができるのです。
ジオフラは、ソーシャルゲームや大規模なコンシューマー向けアプリなどを開発してきたメンバーで結成された企業であり、「OMOエンターテイメント」による人流の創出を実現するサービスを開発しています。
詳細はまだ発表されていませんが、その動向に注目が必要です。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | OMO エンターテインメント サービス ジオフラ 人の流れ 人流 位置情報 創出 地方創生 娯楽 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年1月17日、クイックエクスペリエンス株式会社は、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クイックエクスペリエンスは、クイックコマース「AMo」を2022年6月から展開しています…
2023年2月16日、株式会社mignは、「ceam」をローンチしたことを発表しました。 「ceam」は、BIM/CIMデータを用いた建設プロジェクトにおける工場や下請業者の発注先選定システムです。 …
2024年11月18日、株式会社LIGHTzは、総額8億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は17.5億円となりました。 LIGHTzは、ものづくり品…
2023年1月11日、テックタッチ株式会社は、総額17億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テックタッチは、ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を提供しています…
2022年9月15日、株式会社LabBaseは、資金調達を実施したことを発表しました。 LabBaseは、理系学生と企業をつなぐスカウトサービス「LabBase就職」や、研究開発者・技術者と企業をつな…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…