注目のスタートアップ

24時間型訪問介護業務支援SaaS「PORTALL」を提供する「スリーエス」が3.3億円調達

company

2023年12月5日、スリーエス株式会社は、総額約3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スリーエスは、24時間型訪問介護業務支援SaaS「PORTALL(ポータル)」の開発・提供と、定期巡回型の介護サービスの提供を行っています。

「PORTALL」は、訪問介護において、定期巡回の提供に必要となる業務体制構築をサポートし、さらにサービスの頻度・提供内容の最適化、安定的な収益を得るために必要な要素をオールインワンで提供する定期巡回特化型SaaSです。

プランニング、スタッフの訪問スケジュールの管理、オペレーターの対応、ケアマネージャー・家族などへの情報共有などを行うことができます。

今後、直営の介護事業所(首都圏を中心に10事業所)を開設し、数年以内に都内におけるサービス提供体制を構築する計画です。

今回の資金は、人材採用、直営介護事業所の新規開設、「PORTALL」シリーズの開発強化に充当します。


定期巡回型訪問介護とは、訪問介護員・看護師が、要介護者の自宅を定期訪問し、介護や看護を提供する24時間対応型の介護サービスです。

1日に複数回訪問し、主に短時間の身体介護(食事介助、清拭介助、排泄介助など)を行います。

サービスの利用にあたっては、ケアマネジャー(介護支援専門員)と共に、ケアプラン(介護サービスに関する計画書)を作成し、その後定期巡回を提供している事業所を選び、サービス利用を開始します。

また、夜間などにおける緊急時には、専用の機器などで連絡することでオペレーターにつながり、必要な場合には介護職員などの訪問によるサポートを受けることができます。

定期巡回型訪問介護は利用者にとって非常に安心できる介護サービスですが、事業者側としては、毎日の定期的な訪問と、緊急時の要請に応える随時対応を組み合わせた事業であり、複雑かつ負担が高いものといえます。

とくに夜間対応は人手が必要となることから体制の構築が困難で、参入を見送る事業者が多いという特徴があります。

スリーエスは、こうした定期巡回型訪問介護の課題を解決するため、業務支援SaaS「PORTALL」を開発・提供しています。

さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期は予算の問題から大規模なシステム導入は難しいかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することでかなりの負担軽減が可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS 介護 株式会社 業務支援 訪問介護 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップを時系列で解説!初心者でも迷わない準備・手続きの進め方ロードマップ
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2026年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「FFGベンチャービジネスパートナーズ」が製造業向けクラウド業務管理「CHAIN」や金属部品調達プラットフォーム「Mitsuri」を提供する「Catallaxy」に出資
株式会社ふくおかフィナンシャルグループは、傘下の株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズが運営するCVCファンドより、株式会社Catallaxyに対して出資したことを発表しました。 Catalla…
5G基地局データと生成AIを活用した次世代アプリケーションを開発する「FYRA」が資金調達
2025年5月31日、FYRA株式会社は、資金調達を発表しました。 FYRAは、5G基地局データと生成AIを活用した次世代アプリケーション「FYRA Suite」を開発しています。 5G基地局から取得…
障害児と健常児がともに使える「IKOUポータブルチェア」などの企画・販売を手がける「Halu」が5,000万円調達
2023年7月10日、株式会社Haluは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Haluは、障害者や高齢者など、従来のプロダクト開発では見逃されていた人びとのニーズに着目し、当事…
介護DXサービスや保育DXサービスを提供する「EMC Healthcare」が5.9億円調達
2026年1月14日、EMC Healthcare株式会社は、総額5億9000万円の資金調達を発表しました。 EMC Healthcareは、介護DXサービス「OwlCare」や保育DXサービス「ベビ…
国産オリジナルのゲノム編集の基盤技術開発に取り組む「C4U」が15億円調達
2023年5月17日、C4U株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C4Uは、国産のゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3を基盤技術とする、2018年3月に設立された大阪…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳