注目のスタートアップ

視覚認知能力の評価とトレーニングを開発する「do.Sukasu」が資金調達

company

2023年11月28日、Co-Studio株式会社は、子会社である株式会社do.Sukasuが、総額約4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

do.Sukasuは、Co-Studioと住友ファーマの協業によって2020年に生まれた企業です。

視覚認知能力の適切なアセスメントとトレーニングを提供するため、VR技術を活用したプロダクト「de.Sukasu(デスカス)」を開発しています。

現在、プロトタイプを作成し、複数企業と実証実験を行っています。

これらの実証実験を経て、自動車業界、療育・介護施設、フィットネスジムなど、視覚認知能力に関するニーズが見込まれる業界や地域自治体に対して提供を行い、視覚認知能力のアセスメントとトレーニングの社会実装を図っていきます。


人間は加齢によって認知機能が衰えていきます。

認知機能は、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚などの感覚を通じて得られた情報から、物事や自分が置かれている状況を認識する、言葉を自由に操る、計算する、記憶する、問題解決のために考える、といったことを実行するための機能のことです。

とくに人間は日常生活の多くの情報を目から得ています。したがって、視覚認知能力の衰えは、日常生活や仕事に大きな影響を及ぼします。

たとえば、高齢者の自動車事故は視覚認知能力の衰えが原因のひとつであるといわれています。

しかし視覚認知能力は、それを可視化するための方法や、効果的なトレーニングなどが確立されていないことが課題となっています。

こうした背景のもと、do.Sukasuは、視覚認知能力の適切なアセスメントとトレーニングを提供するため、VR技術を活用したプロダクト「de.Sukasu」を開発しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB VR トレーニング ヘルスケア 子会社 株式会社 空間 能力 評価 認知 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ギグベース」が資金調達 タレント採用プラットフォーム「gigbase」の正式版を公開
2022年7月28日、ギグベース株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「gigbase」の正式版を公開したことも併せて発表しています。 「gigbase」は、オールインワンのタレン…
マイクロモビリティの開発・販売を行う「glafit」が10億円調達
2021年11月24日、glafit株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 マイクロモビリティの開発・販売を行っています。 2021年11月現在、折りたたみ自転車と原付バイ…
AIとロボットで有機農業を推進する「トクイテン」が3.7億円調達
2023年10月26日、株式会社トクイテンは、資金調達を実施したことを発表しました。 トクイテンは、AIやロボット技術を活用した有機農業の栽培全体の自動化を進めています。 収穫・液体噴霧・防虫など、ロ…
「ポケットチェンジ」 電子マネー発行プラットフォーム「pokepay」を活用した新決済サービスが「渋谷区デジタル地域通貨プロジェクト」に採択
2022年8月9日、株式会社ポケットチェンジは、「pokepay(ポケペイ)」を活用した新決済サービスを提案し、2022年中に開始予定の「渋谷区デジタル地域通貨プロジェクト」に採択されたことを発表しま…
超高速の品種改良xスマート養殖による水産養殖システムを開発する「リージョナルフィッシュ」が4億円調達
2020年8月31日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額4億3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 京都大学大学院農学研究科 木下政人助教、近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らを創…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集