創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年11月13日「持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業」補助金

国土交通省観光庁は「持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業」について発表しました。
オーバーツーリズムの未然防止や自然環境・文化等の地域資源の保全・活用に資する整備を支援します。
補助対象事業
・トイレの有料化に係る整備
・入域料・協力金徴収のためのオンライン等による徴収システムとその徴収に必要な整備
・自然保護のための保護柵、遊歩道等の整備
・景観に配慮した工作物の整備
・光害防止のための照明の整備
・バイオトイレ等の整備
・ペットボトル削減のための給水機等の整備
・パークアンドライドのための駐車場の整備
・マナー啓発のためのコンテンツ制作
・混雑平準化・解消のための予約システムの整備
・混雑平準化・解消のための混雑状況の可視化に資するシステムの整備
整備計画策定者
・地方公共団体
・観光地域づくり法人(DMO)
・その他の持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業を実施する者(民間事業者等)
補助対象事業者
・地方公共団体
・観光地域づくり法人(DMO)
・その他の持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業を実施する者(民間事業者等)
補助率
補助対象経費の2分の1
私たちが安全かつ豊かに生活し経済活動を行っていけるのは、地球環境が安定し豊かであったからです。
しかし近代の産業は環境に大きな負荷をかけることで急激な成長を遂げており、その影響として急速な地球温暖化やそれに伴う大規模自然災害の多発、資源の減少、生物多様性の損失などの課題に直面しています。
今後も持続的に事業を行い生活を送っていくには、こうした環境の悪化を食い止める必要があります。
観光業は自然環境や地域資源を重要な財産としています。もし事業活動でこれらを食い潰すということになれば、持続的に観光業を行っていくことはできないでしょう。
また近年は急激に訪日観光客が増加していますが、人気の観光地では訪日観光客があまりにも多く、「まち」の機能が低下してしまうというオーバーツーリズムも問題となっています。
「持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業」は、これらの課題に対処し、持続可能な観光を推進するための取り組みを支援しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | SDGs 保全 助成金 地域資源 活用 自然 補助金 観光 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、令和7年度「農山漁村振興交付金(都市農業機能発揮対策(都市農業機能発揮支援事業))」の公募について発表しました。 対象事業
2022年2月22日、株式会社クジラテラスは、株式会社チェンジ・ザ・ワールドが提供するサービス「change」と提携したことを発表しました。 クジラテラスは、浄水炭サブスクリプションサービス「SUMI…
「マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2026(第14回)」のご案内です。 マーケティング・テクノロジーフェアは、企業のデジタルマーケティングに特化した一大イベントです。 2026年開催では、デ…
2023年7月31日、東京都は「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」について発表しました。 中小企業等の脱炭素化への取組の推進と脱炭素社会の実現に向けた機運醸成のため、金融機関と連携し、脱炭素…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(20次締切)のご案内です。 中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービスの開発や海外需要開拓に必要な設備投資等を支援…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

