注目のスタートアップ

サイバーセキュリティ関連の実戦的な専門人材とトレーニングを提供する「サイバーコマンド」が資金調達

company

2023年10月2日、サイバーコマンド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

出資者は、合同会社PKSHA Technology Capital Inc.と株式会社松尾研究所の子会社である株式会社MK Capitalが共同運用する「PKSHA アルゴリズム2号投資事業有限責任組合(アルゴファンド)」です。

サイバーコマンドは、サイバーセキュリティ専門家の派遣、企業のサイバーセキュリティ対策のサポート、業種別・企業別・具体的な事例別などカスタマイズが可能な実戦的なサイバーセキュリティの教育プログラムを提供しています。

PKSHA Technology Capital Inc.と松尾研究所との連携を図り、AIを狙ったサイバー攻撃等に対する対策や対処を行うサービスを強化していきます。


「令和4年版 情報通信白書」によると、2021年に観測されたサイバー攻撃関連通信数は、3年前の2.4倍、5年前の3.7倍に増加しています。

社会のデジタル化が進むにつれこうしたサイバー攻撃はさらに増加していくと考えられており、適切なセキュリティ対策を行うことが重要となっています。

企業ではSaaSなどのデジタルツールの導入が急激に進むなど、新たな時代に対応するためのデジタル化や競争力を確保するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められています。

これによって企業では従来とは比べものにならない量のデータが蓄積されるようになっており、さまざまな企業がサイバー攻撃の対象となっています。

こうした背景のもと、サイバーコマンドは、サイバーセキュリティ関連の実戦的な専門人材とトレーニングを提供し、産業界のセキュリティ向上に貢献しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB サイバーセキュリティ サイバー攻撃 セキュリティ セキュリティ対策 トレーニング 人材 専門 教育 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

営業AI行動システム「Magic Moment Playbook」提供の「Magic Moment」が資金調達
2022年9月7日、株式会社Magic Momentは、資金調達を実施したことを発表しました。 Magic Momentは、営業AI行動システム「Magic Moment Playbook」を提供して…
2.5次元IPのプロデュースを展開する「ウタイテ」が3億円調達
2024年5月17日、株式会社ウタイテは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、シリーズAラウンドでの調達金額は総額13億円、創業からの資金調達総額は19億円となりま…
家族の写真保管アプリ「DEKIGOTO」でアナログ写真やSDデータなどをデータ化・保管するサービスが開始
2020年10月27日、株式会社DEKIGOTOは、「EFIL」内の新サービス「EFILデータサービス」を開始したことを発表しました。 「EFIL」は、家族の写真を1カ所に保管し共有することができるア…
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」と「きちりホールディングス」が資本業務提携
2020年10月22日、DAIZ株式会社は、株式会社きちりホールディングスと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。 …
ナノファイバーQED(量子電気力学)共振器による量子コンピューターの実現を目指す「Nanofiber Quantum Technologies」が2億円調達
2022年8月29日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社は、株式会社Nanofiber Quantum Technologiesに2億円の投資を行ったことを発表しました。 Nanofiber Quantu…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集