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スキマバイトサービスを提供する「タイミー」が130億円調達

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2023年9月25日、株式会社タイミーは、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行と相対取引により総額130億円のコミットメントライン契約の新規・追加締結を実施したことを発表しました。

タイミーは、スキマバイトサービス「タイミー」を提供しています。

働き手は、応募や面接などなく、働きたい案件を選ぶだけですぐに働くことができます。また、勤務終了後はすぐに給料を受け取れます。

事業者は、来てほしい時間帯や求めるスキルを登録することで、条件にあった働き手を自動で見つけられます。

2023年6月時点で、500万人超のワーカーと、46,000の事業者に利用されています。

飲食業・物流業・小売業の利用が中心でしたが、直近1年で、ホテル業界・レンタカー業界・農業などの新たな業界へも利用が拡大しています。


2018年1月の「モデル就業規則」の改訂により「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定が削除され、さらに副業・兼業に関する規定が新設されたことにより副業・兼業が解禁されました。

これにより副業したい人材と企業をマッチングするサービスや、1日単位の仕事をマッチングするサービスなど、働き方の選択肢を広げるサービスが次々と登場しています。

また、近年はコロナ禍の影響により収入が減少したり絶たれたりした働き手も多いことから、多様な働き手が仕事を見つけられるような仕組みの構築が求められています。

1日単位・時間単位で仕事をマッチングするサービスは、これまで使える時間が不安定だった主婦・学生・シニア世代・フリーランスといった働き手の労働力を喚起することが可能となります。

タイミーは、スキマバイトサービス「タイミー」により、働き手には多様な働き方を、人材を必要とする事業者に柔軟に人材を供給する仕組みを提供しています。

企業の成長には優秀な人材の獲得が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

また、優秀な人材の獲得には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達のノウハウを解説しています。

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