「Mmenu Japan」がキャンセル保証料付きレストラン予約機能「Mmenu Booking」をリリース

tool

2023年8月25日、株式会社Mmenu Japanは、キャンセル保証料付き予約サービス「Mmenu Booking」を9月1日よりリリースすることを発表しました。

「Mmenu Booking」は、キャンセルポリシーに従い、飲食店が顧客に連絡を取らなくとも、キャンセルが発生した場合に1席単位で保証料を受け取ることができるサービスです。

まずは韓国旅行客向けにリリースを行いつつ、今後日本や世界のインバウンド旅行客の予約・キャンセルに対応できる仕組みを構築していく計画です。

Mmenu Japanは、セルフオーダーから決済、マーケティングまで行える飲食店向けオールインワンアプリ「Mmenu」を開発・提供しています。


近年、飲食業界の無断キャンセルが大きな問題となっています。

予約をしていたのに店舗などを訪れないことを、No Show(ノーショー)といいます。

経済産業省が2018年11月に公表した「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」によると、ノーショーは飲食店の予約全体の1%弱を占めるといわれています。被害額でいうと年間で約2,000億円となっており、1日前・2日前に生じるキャンセルを加えると約1.6兆円にも及ぶと推計されています。

ノーショーによって生じる飲食店への被害は「食材などの材料費」「人件費」「予約で埋まっていた席による機会損失」などが挙げられます。

近年は材料費・人件費も高騰していることから、ノーショーによる損害は大きくなってくることが想定されます。

飲食店ではキャンセルポリシーを明示していないケースもあるほか、悪評を恐れてキャンセル料を請求しないという店舗も多くなっています。

また、そもそもキャンセル料の請求業務は、顧客によって電話・メール・郵送など連絡の方法が異なり、場合によっては顧客から心無い言葉を浴びせられることもあり、負担のかかる業務でもあります。

さらに、顧客が訪日観光客の場合は日本語でやり取りができないことがほとんどであるため、適切なキャンセル料の請求を行えないという課題もあります。

Mmenu Japanが新たに提供を開始する「Mmenu Booking」は、こうしたノーショー問題を解決するものとなるでしょう。

シリーズ累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の飲食に特化した別冊「飲食開業手帳」では、出店に関するノウハウや、資金繰りの改善方法、スタッフの採用・教育など、飲食店の開業に必要なノウハウを提供しています。

また、事業の拡大のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 便利なサービス
関連タグ BtoB インバウンド オールインワン マーケティング レストラン 予約 保証 株式会社 決済 韓国 飲食店
詳細はこちら

株式会社Mmenu Japanがキャンセル保証料付きレストラン予約機能「Mmenu Booking」をリリース!

飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営する「MVP」が資金調達 各界で活躍するパートナーと事業家育成・支援事業を開始
2023年6月30日、株式会社MVPは、資金調達を実施したことを発表しました。 MVPは、スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営しています。 MVPは、武蔵野大学アントレプレ…
DXを活用した戦略コンサルティング事業やIT受託開発事業を展開する「アルサーガパートナーズ」が3.3億円調達
2022年7月21日、アルサーガパートナーズ株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DXを活用した戦略コンサルティング・開発・運用を提供する事業と、IT受託開発・共…
京都でシェアサイクル「PiPPA」を展開する「Clew」が資金調達
2022年6月6日、株式会社Clewは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社京都銀行と京銀リース・キャピタル株式会社が協働で設立した「京銀未来ファンド3号 for SDGs」と、…
チームのためのEメール「yaritori」提供の「Onebox」が2,000万円調達
2020年10月29日、Onebox株式会社は、2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社アプリコット・ベンチャーズです。 クラウド型メール・サービス「yaritori…
独自のDNA/RNA編集技術による遺伝子治療薬の創薬・研究開発を行う「エディットフォース」が3億円調達
2023年5月22日、エディットフォース株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2023年3月に18億円の資金調達を発表しています。 エディットフォースは、ISCO株…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集