注目のスタートアップ

デジタルヘルスサービスの事業化支援「Doctors Cloud」などを手がける「ドクターズ」と「ITソリューションズ」が資本業務提携

company

2023年8月31日、ドクターズ株式会社は、キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

ドクターズは、デジタルヘルスサービスの事業化支援「Doctors Cloud」、医療DX・デジタルヘルス総合支援サービス「Doctors Next」、医療連携型オンライン医療支援サービス「Doctors Station」などを提供しています。

臨床現場の変革を望む専門医らを中心に、600人を超える独自の医師ネットワークを構築し、「エキスパート医師」として医療DXの推進を支援しています。

今回の提携により、両社のヘルスケア領域の強みを活かした新たなサービスの提供を行います。


デジタルヘルスとは、医療とヘルスケア分野において、デジタルテクノロジーを駆使して医療・ヘルスケアの有効性と効率性を向上させるアプローチのことです。

具体的には、ウェアラブルデバイスやスマートテクノロジーを活用した健康管理、遠隔医療を可能にするオンライン診療、治療をサポートするアプリケーションなどがデジタルヘルスの一部とされています。

デジタルヘルスは、インターネット接続が可能な環境があれば、場所や時間に関係なく医療・ヘルスケアサービスを提供できるため、地域間の医療格差を緩和する一助となります。

とくに日本では高齢化が進行し、医療費増加や医療リソースの不足が懸念されています。この課題に対処するためにデジタルヘルスを活用することが求められています。

一方で、多くの医療機関では医療とテクノロジーの両方に精通する専門家が不足しています。したがって、デジタルヘルスサービスの開発・提供には外部の専門知識を持つ企業などのサポートが不可欠であり、その需要が高まっています。

ビジネスのさらなる拡大のためには、資金調達の実施と、戦略的なパートナーの獲得が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、多様な資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Doctors Cloud Doctors Station エキスパート医師 オンライン医療 キヤノンITソリューションズ デジタルヘルス ドクターズ 事業化 医師 医療 医療DX 支援 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

乳房用画像診断装置を開発する「Lily MedTech」が9.3億円調達
株式会社Lily MedTechは、総額約9億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リング型の超音波を用いた革新的乳房用画像診断装置を開発しています。 現在、乳がん検査には、X線マン…
遠隔肌解析サービス「SISI LAB」とパーソナルケアD2Cブランドを展開する「SISI」が資金調達
2022年6月21日、株式会社SISIは、資金調達を実施したことを発表しました。 SISIは、遠隔肌解析サービス「SISI LAB」を基軸としたスキンケアをはじめとするパーソナルケアプロダクトを展開し…
EC事業者向けカスタマーリテンションプラットフォーム運営の「Recustomer」が1.5億円調達
2021年9月28日、Recustomer株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2021年6月から、EC事業者向けカスタマーリテンションプラットフォーム「Rec…
ペット保険金申請アプリ開発の「アニポス」が資金調達
2020年3月23日、株式会社アニポスは、資金調達を実施したことを発表しました。 ペット保険の申請を簡単に行えるアプリ「ANIPOS(アニポス)」を開発しています。サービスの開始は2020年5月を予定…
衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」開発の「ワープスペース」が4億円調達
2021年4月19日、株式会社ワープスペースは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 小型光中継衛星による衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」を開発し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集