注目のスタートアップ

AIや金融工学などのテクノロジーを核とした金融サービスを提供する「MILIZE」が「クォンツ・リサーチ」と資本業務提携

company

2023年9月12日、株式会社MILIZEは、クォンツ・リサーチ株式会社と2023年7月に資本業務提携を締結したことを発表しました。

MILIZEは、金融工学とAI・DXをつなぐプロフェッショナル人材や大規模言語モデル(LLM)や機械学習などの金融AIの豊富な知見・実績をもとに、銀行・保険会社・証券会社・カード会社などの顧客に対し、ビジネス課題の設定から、フィンテックツールを通じたデータ収集、AIによるデータ利活用、システム化、内製化まで一気通貫で支援しています。

クォンツ・リサーチは、金融・投資分野において、投資家の判断を支援するさまざまな情報提供サービスや、大量データ処理のノウハウを活かしたデータ分析基盤の構築、コンサルティングからデータを活用した新しいビジネスモデルの検討・開発・運用などを行っています。

両社は以下の分野で協業を進めていきます。
・投資情報サイト開設
・市場分析ツール開発
・運用ポートフォリオツール開発
・運用プロダクト開発
・ニュース解析・分析開発
・AIに予測を前提としたモデル開発
・財務・ファンダメンタルデータを活用したAI企業価値評価モデル開発
・リアルタイムデータ・銘柄情報API連携
・ヘッジファンドの共同組成


金融業界は膨大な規模を誇り、市場規模は約64.6兆円に達しています。しかし、新型コロナウイルスの影響により経済活動が一時停滞し、さらには長期にわたる低金利政策の混乱にも直面しています。

生命保険業界は金融業界における主要なプレイヤーのひとつですが、死亡保険料の削減や外貨建て保険の低迷による厳しい環境に直面しています。

このような状況に加えて、テクノロジーの進化も金融業界に大きな影響を与えています。

金融×テクノロジーの分野であるFintechでは、ロボアドバイザーやAIによる保険・ローンの最適提案などの新しいサービスが登場し、金融サービスに革新がもたらされています。

Fintechは伝統的な金融サービスを革新し、業界に破壊的な影響をもたらす可能性があります。したがって金融業界では、テクノロジーを活用し、新たなビジネスモデルを構築し、高付加価値のサービスを提供するという取り組みが重要となっています。

ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Fintech LLM MILIZE テクノロジー フィンテック 大規模言語モデル 株式会社 資本業務提携 資金調達 金融 金融サービス
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「農林中央金庫」グループの「農林中金バリューインベストメンツ」とマーケティング集団「刀」が協業
2019年8月27日、農林中金バリューインベストメンツ株式会社と、株式会社刀は、協業を開始したことを発表しました。 この協業は、投資を消費者にとって身近でわかりやすいものとし、消費者の豊かさにつなげる…
太陽光発電セカンダリプラットフォーム「SOLSEL」などを運営する「エレビスタ」が4.5億円調達
2023年12月19日、エレビスタ株式会社は、合計約4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エレビスタは、太陽光発電セカンダリプラットフォーム「SOLSEL」や、発電データのアグリ…
オンライン型ファクタリングサービス「OLTAクラウドファクタリング」を提供する「OLTA」が「岡崎信用金庫」と資本業務提携
2023年5月23日、OLTA株式会社は、岡崎信用金庫と資本業務提携を締結したことを発表しました。 OLTAは、オンライン型ファクタリングサービス「OLTAクラウドファクタリング」を提供しています。 …
次世代型アバター・ロボット「ugo」開発・提供の「Mira Robotics」が2.25億円調達 「ugo株式会社」に社名変更
2021年4月28日、Mira Robotics株式会社は、総額2億2,250万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、ugo株式会社に社名変更したことも併せて発表しました。 2本のアームと…
最先端高度数学を応用したAI・IT技術を開発「Arithmer」が4億円調達!
平成30年9月18日、Arithmer株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 東京大学大学院数理科学研究科発のベンチャー企業で、最先端高度数学を応用したAI・IT技術を開発して…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集