注目のスタートアップ

2人の対話にリアルタイムで生成AIが伴走する1on1支援ツール「emochan」を提供する「KOU」が5,000万円調達

company

2023年9月4日、株式会社KOUは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

KOUは、1on1支援ツール「emochan」を提供しています。

2人(管理職・部下)の対話にリアルタイムでAIが伴走する機能を搭載し、話した内容をもとにそれぞれに対してアクションを提案する機能や、埋もれていた重要な発言を分析し客観的に整理して提示する機能により、効果的な1on1を実現します。

ほかにも、目的に沿ったテーマを選ぶだけでテーマを提案できる機能、ステップに沿って話すだけのチェックイン機能、ハンズフリーで議事録を作成できる音声入力機能、AIによって議事録を要約する機能なども備えています。


1on1とは、管理職などと部下が1対1で行う、定期的な面談・ミーティングのことです。

1on1は、問題解決や気づきによる部下の成長支援、部下のモチベーションの維持、ストレス軽減、信頼関係の形成など多様な目的のために実施されています。

コロナ禍ではテレワークが急激に普及しましたが、テレワーク環境では職場のコミュニケーション不足が課題となりました。1on1は、こうしたリモートでの組織内の対話を促すツールとしても活用されています。

一方、1on1は部下から本音を引き出す必要があることから、実施するマネージャーなどに対話に関する経験や知識などが求められます。また、部下としても上司と話すことに心理的な障壁があることが多いことから、話しやすい環境を構築することが重要です。

「emochan」は、1on1を効率化する機能だけでなく、生成AIによって対話そのものを支援する1on1支援ツールです。

AIは、これまで非効率的だった業務の大幅な効率化を実現するなど、大きな革新をもたらしています。AIの活用は企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なAIソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考になさってください。

また、システムの整備においては資金調達が必要となることもあるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 1on1 BtoB マネジメント リアルタイム 人事 伴走 作成 大規模言語モデル 対話 株式会社 生成AI 要約 議事録 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データ収集・分析・可視化を一気通貫で提供する「キーウォーカー」がMBO完了
2022年9月5日、株式会社キーウォーカーは、2022年8月31日をもち、創業者からのMBO(Management Buy Out)を完了したことを発表しました。 キーウォーカーは、データスクレイピン…
フードデリバリー最適化SaaS「フードデリバリーマネージャー」展開の「Lisa Technologies」が1.15億円調達
2021年9月21日、Lisa Technologies株式会社は、総額約1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 飲食店が運用するフードデリバリーの運用支援、アカウント最適化を行う…
データ・テクノロジー事業などの「イングリウッド」とインサイド・セールス事業などの「アップセルテクノロジィーズ」が業務提携
2020年10月9日、株式会社イングリウッドは、アップセルテクノロジィーズ株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 イングリウッドは、ECのコンサルティング・制作・運営代行、プロダクト設計…
仮想通貨・ブロックチェーンメディア運営の「CoinPost」が映像製作スタジオ「NOMA」を率いる「EDLEAD」と業務提携
2021年12月2日、株式会社CoinPostは、EDLEAD inc.と業務提携契約を締結したことを発表しました。 CoinPostは、仮想通貨・ブロックチェーンメディア「CoinPost」を運営し…
空間レイヤープラットフォームを提供する「STYLY」が「三菱商事」から資金調達
2024年4月8日、株式会社STYLYは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三菱商事株式会社です。 空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を提供しています。 VRやA…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集