【東京都】「飲食事業者向け経営基盤強化支援事業」申請受付期間延長

subsidy

2023年8月25日、東京都は、「飲食事業者向け経営基盤強化支援事業」の申請受付期間延長を発表しました。

都内中小飲食事業者の経営基盤の安定化や収益の確保に向けた取組に対し、専門家が店舗を訪問し、現地調査や助言等を実施するほか、経営基盤強化に資する取組経費の一部を助成します。

支援対象者

直近決算期の売上高が、「2019年の決算期以降のいずれかの決算期」と比較して減少している、または直近決算期において損失を計上している都内中小飲食事業者(個人事業主を含む)。

支援内容

(1)専門家派遣

専門家が店舗に訪問し、現地調査や助言等を実施(1事業者あたり最大2回・無料)

(2)助成金支援

専門家派遣実施コース 厨房機器等改修コース
対象 上記(1)の専門家派遣を受けた事業者 上記(1)の専門家派遣を受けない事業者
助成限度額 200万円 50万円
助成率 助成対象経費の3分の2以内
助成対象期間 交付決定日から3か月
助成対象経費 専門家の助言に基づく経営基盤の強化に必要な取組経費の一部(厨房機器等購入費、広告宣伝費、マーケティング調査費、システム導入費、厨房等工事費) 経営基盤の強化に必要な取組経費の一部(厨房機器等購入費及び付随する工事費に限る)

申請受付期間

変更前

令和5年8月まで各月ごとに募集

変更後

令和5年11月まで各月ごとに募集


飲食業界はコロナ禍の影響をもっとも大きく受けた業界のひとつです。

一度離れた客足はすぐに戻ってくるわけではなく、また店舗の休業やその後の移転などを経験した飲食店は、また一から顧客を獲得する必要があります。さらには失った従業員を取り戻すことに苦慮している店舗も多数あります。

したがって飲食店では、今後持続的に経営を行っていくため、経営基盤の強化や経営安定化に向けた取り組みが求められています。

飲食店に多い小規模事業者は、こうした経営的な専門的知識が乏しいことも多いことから、資金的な支援だけでなく、専門家によるアドバイスなども重要です。

「飲食事業者向け経営基盤強化支援事業」は、無料の専門家の派遣とともに最大200万円の助成を行う助成金です。

安定した経営基盤を築きたい都内の飲食事業者はぜひ活用を検討しましょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」や、飲食に特化した「飲食開業手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ マーケティング 助成金 厨房 受付 基盤 宣伝 専門家派遣 広告 延長 支援事業 期間 東京都 機器 無料 申請 経営 飲食 飲食事業者向け経営基盤強化支援事業
詳細はこちら

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業の申請受付期間延長のお知らせ

飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

都内中小企業6団体が「価格転嫁推進東京大会」を初開催
2024年2月4日、東京商工会議所(小林健会頭)、東京都商工会議所連合会(小林健会長)、東京都商工会連合会(山下真一会長)、東京都中小企業団体中央会(會津健会長)、東京都商店街振興組合連合会(山田昇理…
令和5年度補正予算「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」
一般社団法人都市ガス振興センターは、令和5年度補正予算「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」について発表しました。 強靭性の高いガス導管で供給を受ける避難所等に、「停電対応…
薬局向けのオンライン事務員による処方箋入力代行サービスを提供する「プレカル」が1億円調達
2022年5月11日、株式会社プレカルは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレカルは、薬局向け自動受付・自動入力システム「precal(プレカル)」を提供しています。 自動受付システム…
Webフォーム連動型の商談獲得自動化サービスを提供する「immedio」が1.5億円調達
2022年9月14日、株式会社immedioは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 immedioは、マーケティングに用いられるWebフォーム連動型の商談獲得自動化サービ…
オールインワン型の在庫・販売管理クラウドを無償提供する「Spes」が資金調達
2025年3月3日、Spes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、エステティックサロン向け顧客管理ソフトなどを提供する株式会社ウィル・ドゥと業務提携したことも併せて発表しました。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集