創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月5日「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備補助事業(地下埋設物等の入換工事)」補助金

一般社団法人全国石油協会は、令和5年度「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備補助事業(地下埋設物等の入換工事)」について発表しました。
災害時における石油製品の安定供給体制の確保を目指すために、揮発油販売業者等が行う次の工事にかかる費用の一部を補助する事業です。
「地下埋設物等の入換等工事」
既設の地下タンク・地下配管をニ重殻タンク・樹脂製配管等に入れ換える工事。
次の全てを満たしていることが前提です。
・直近3年間の「財務状況がわかる資料(税務署に提出した決算書類等)」及び今後8年間の「長期経営計画書(協会様式)」を提出し、審査委員会により認められた者
・入換等工事後の地下タンクの石油製品(廃油を除く)容量は、入換等工事前より増加すること
・災害が発生した際、給油所設備の損傷、従業員の負傷等により事業継続が困難となった場合を除き、地域住民や被災者等に給油を行い、かつ資源エネルギー庁に対し、「災害時情報収集システム」により、速やかに被害状況等の報告を行う等の一定の役割を果たすことができること
・資源エネルギー庁が実施する「災害時情報収集システム」の報告訓練へ参加することができること
・中核SS、住民拠点SS又はBCPが策定済みSSであること
公募期間
2023年7月27日~2023年8月28日
ガソリンスタンドは緊急車両を含めた自動車に燃料を供給する場所として重要な存在です。
ほかにも発電機などで利用する軽油や、ストーブなどで利用する石油などの供給も行っています。
東日本大震災時には、ガソリンスタンドはエネルギー供給の最後の砦としての役割が再認識され、近年はガソリンスタンドの強靱化に向けた取り組みが進められています。
ガソリンスタンドでは、地下にタンクと配管を埋設して利用しています。地震時にこれらの設備が壊れてしまった場合、ガソリンスタンドはエネルギー供給の場所として利用できなくなってしまうことから、地震などの災害に強い設備への更新が求められています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
また、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | SS ガソリンスタンド 一般社団法人 全国石油協会 地下埋設物等の入換工事 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構は、令和5年度 情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業…
総務省は、「デジタル・ディバイド解消のための技術等研究開発推進事業」の公募について発表しました。 高齢者・障害者の利便に資するためのICT技術、機器・サービスに関するもの、又はこれまでに実施されていな…
特許庁は「外国出願・審査請求・中間応答支援(海外権利化支援事業)」について発表しました。 国での特許、実用新案、意匠または商標の出願・権利化を予定している中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、…
国土交通省観光庁は「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の申請受付を開始しました。 本補助金は、本格的な再開が見込まれるインバウンドの地方誘客や観光消費の拡大を促進する…
東京都は、令和5年度「製品開発着手支援助成事業」の募集を開始したことを発表しました。 製品・技術開発を行う都内中小企業者等に対して、開発実施にあたって考えなくてはならない素材や機能、手法の選定等の技術…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…