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歯科専門のクラウドバックオフィス(オンライン事務代行)を手がける「SABU」が2億円調達

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2023年8月1日、株式会社SABUは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

SABUは、歯科専門のクラウドバックオフィス(オンライン事務代行)サービスを提供しています。

歯科専門スタッフにより、歯科医院における採用・総務・経理など、あらゆるバックオフィス業務を代行するサービスです。

今回の資金は、地方人材の採用・育成、マーケティング、社内システムの開発に充当します。


経理・財務・人事といったバックオフィス業務は、直接的な利益を生み出さないものの、企業の運営には不可欠です。しかし、スタートアップや中小企業では、コスト削減や人手不足のため、経営者(起業家)自らがバックオフィス業務を手がけるケースを多く見受けられます。同様に、小規模な歯科医院などでも、専門的な知識を持つ医師がバックオフィス業務を担当しているという現状があります。

この状況では、本来コア業務に集中すべき時間が奪われ、企業の売上最大化や成長が阻害される可能性があります。この課題を解決するため、近年はバックオフィス業務のアウトソーシングサービスを利用する企業・組織が増加しています。とくにスタートアップ向けの低廉で柔軟性のあるサービスが登場しており、注目の市場となっています。

しかしながら、歯科業界においては、多様なニーズに応えるアウトソーシングサービスがまだ十分に整備されていない状況がありました。

そこで、SABUは歯科業界のこの課題を解決するため、歯科医院向けのバックオフィス業務代行サービスを提供しています。専門スタッフがチームを組み、各業務に適した対応を行うことで、高品質なバックオフィス業務を実現しています。

創業期はフットワークの軽い運営が求められます。事務作業などをアウトソーシングすることで、企業を成長させることに集中することができます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

また、円滑に業務を進めるには組織をしっかりと構築することも重要であり、そのための資金調達なども必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、融資やVCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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