注目のスタートアップ

45歳からの実践型キャリアスクールを運営する「ライフシフトラボ」が2億円調達

company

2023年7月19日、株式会社ライフシフトラボは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ライフシフトラボは、45歳からの実践型キャリアスクール「ライフシフトラボ」を運営しています。

人生後半も活躍し続けたい40代・50代のためのキャリアのパーソナルトレーニングサービスを提供しています。

人材マーケットに精通するトレーナーが、キャリアプランニング、強みの言語化、具体的なアクション支援など、マンツーマンで伴走支援します。

また、個人向けプログラムの運営で培ったキャリア自律支援ノウハウを活かし、法人向けにもサービスを提供しています。法人版では、実践的なリスキリングやセカンドキャリア支援を実現する、ベテラン社員向け複業推進パッケージを提供しています。

2023年7月現在、複業コースと転職コースを開講しています。

今回の資金は、「ライフシフトラボ」のプログラム強化、認知拡大・新規受講生獲得のためのマーケティング強化、法人向けサービスの拡充、ミドルシニア層に特化した人材関連サービスの拡充などに充当します。


少子高齢化の進展により、日本社会や企業の人員構成は大きく変化しています。

これにより企業では以前のような人事が構造的に限界を迎えてきています。さらには、働き方の多様化、副業・兼業といった人材流動性を高める取り組みも推進され、新たな人材構造を構築することの重要性が高まっています。

こうしたなか、ミドルシニア層・シニア層は重要な層として活用が考えられています。

たとえば、2012年の高年齢者雇用安定法の改正により、企業では60歳以降の人材の雇用について具体的な取り組みが求められるようになっています。こうした背景のもと、定年制を撤廃する企業なども出てきています。

ほかにも早期退職優遇制度の導入などにより、40代・50代といったミドルシニア人材のセカンドキャリアを促す企業も出てきています。高齢者活躍推進によってキャリアが長く続く時代では、40代・50代はまだキャリアの半ばであるといえるため、当事者にとって重要なキャリアの転換点となります。

一方、実際の労働市場は40代・50代を分け隔てなく採用するという求人は多くなく、こうした状況を改善する必要があります。

ライフシフトラボは、40代・50代のキャリア構築を高める支援を通じ、ミドルシニア層の人材流動性を向上させることに貢献しています。

企業の成長には人材の採用が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

また、企業の大きな成長を目的とした戦略的な人材採用に取り組む場合には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ キャリア スクール トレーナー トレーニング パーソナル ミドルシニア人材 ライフシフトラボ 伴走支援 副業 実践 株式会社 複業 資金調達 転職
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

高級賃貸サイト「Modern Standard」と不動産テック総合ブランド「RENOSY」が統合
2020年12月7日、株式会社GA technologiesは、グループ会社である株式会社Modern Standardが運営する高級賃貸サイト「Modern Standard」と「RENOSY」のサ…
太陽光発電所の性能再生事業などを手がける「ヒラソル・エナジー」が資金調達
2024年3月22日、ヒラソル・エナジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ヒラソル・エナジーは、将来の太陽光発電所の運営にはデジタル化による管理の効率化・コスト削減が必要だと考え、発…
線虫がん検査「N-NOSE」の「HIROTSUバイオサイエンス」が資金調達
2022年8月23日、株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、資金調達を実施したことを発表しました。 尿から全身網羅的にがんリスクを調べられる検査サービス「N-NOSE」の展開や、線虫・線虫嗅覚セン…
住宅ローン手続き専用アプリ「いえーる ダンドリ」の新機能「スピード事前審査サービス」がリリース
2020年10月21日、iYell株式会社は、「いえーる ダンドリ」に新機能「スピード事前審査サービス」をリリースしたことを発表しました。 また、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社と連携を行い…
トークン・エコノミーでオープン・ソース・ソフトウェアの収益化を支援する「フレームダブルオー」が資金調達
2020年6月15日、フレームダブルオー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Dev Protocol」を活用した最初のDAppsとして、暗号資産を通じて、寄付よりも気軽に社会貢…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集