「ビジネスコミュニティ型補助金」第6回公募

subsidy

日本商工会議所は「ビジネスコミュニティ型補助金」の第6回公募について発表しました。

この補助金は、地域の若手経営者等、または女性経営者等のグループによる、販路開拓支援、事業承継支援、地域の防災、災害復旧活動等の取り組みを支援するものです。

対象者

次の(1)および(2)に掲げる要件をいずれも満たす日本国内に所在する法人の内部組織。
1. 次のすべての条件を満たす法人の内部組織
 ア. 地域の相当数の小規模事業者が構成員となっている、または議決権を有する法人であること(※1)
 イ. 事業申請時点において、小規模事業者の経営の改善発達に資する事業を行っている旨について、経済産業大臣、または都道府県知事から法に基づく認定を受けている法人であること(※2)

※1 具体的には以下の法人を指す
・商工会法に基づく商工会
・商工会議所法に基づく商工会議所
・社団形態の法人等であって地域内の過半の事業者が構成員となっている、または非構成員にも議決権を与えている等の組織規程を有する法人

※2 小規模事業者支援法に基づく事業計画認定、中小企業支援法に基づく指定法人等

2. 小規模事業者5者以上が参画している次の条件をいずれも満たす定款上に定めた内部組織
 ア. 40歳代以下の地域の若手経営者等、または女性経営者等で構成されている
 イ. 創業・企業経営の円滑化、事業承継の推進、女性の活躍等の共生社会の実現に関する取り組み等を行っている

公募期間

・2023年7月10日(月)~2023年9月1日(金)


小規模事業者は、資金・人・モノ・情報など、さまざまな経営資源が不足しています。こうしたことから環境の変化に迅速に対応したり、組織を抜本的に改革したり、野心的な取り組みをしたりといったことが難しいという課題を抱えています。

そのため小規模事業者は企業同士で連携し、協力し合うことでその不足を補い、さらに事業者ごとの強みを活かし、お互いの発展に向けて取り組んでいくことが重要となります。

また近年は、働き方改革、被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入など制度の変更が相次いでいるほか、大規模災害が頻発しています。将来を予測しづらく、また大きな変化も立て続けに起こっているため、企業同士で協力することの重要性がより高まっています。

「ビジネスコミュニティ型補助金」は、5者以上の小規模事業者で構成するグループによる、「販路開拓」「事業継続」「業務効率化・生産性向上」「減災・防災対策」の取り組みや、それらの取り組みを見据えた、調査研究、セミナー・研修事業、被災地支援を支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「創業手帳」や、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ グループ ビジネスコミュニティ型補助金 中小企業 事業承継 公募 共生社会 内部組織 助成金 商工会 商工会議所 地域 女性経営者 小規模事業者 災害 経営者 補助金 販路開拓 防災
詳細はこちら

ビジネスコミュニティ型補助金

事業承継手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「経営発展支援事業」就農後の経営発展を支援!
農林水産省は「経営発展支援事業」について発表しました。 就農後の経営発展のために、都道府県が機械・施設等の導入を支援する場合、都道府県支援分の2倍を国が支援します。 補助対象事業費上限1,000万円(…
「雇用就農資金(次世代経営者育成タイプ)」
農林水産省は「雇用就農資金(次世代経営者育成タイプ)」を実施しています。 農業法人等がその職員等を次世代の経営者として育成していくため、国内外の先進的な農業法人や異業種の法人に派遣して実施する研修を支…
顧客接点クラウド「カイクラ」の「シンカ」が「きらぼしコンサルティング」と業務提携 中小企業の活性化を支援
2021年3月16日、株式会社シンカは、株式会社きらぼしコンサルティングと業務提携を開始したことを発表しました。 シンカは、顧客接点クラウド「カイクラ」を開発・提供しています。CTI、SMS、ビデオ通…
「中小企業の省エネ・脱炭素に関する実態調査」エネルギー価格上昇に約9割が「影響あり」と回答
日本商工会議所と東京商工会議所は、「中小企業の省エネ・脱炭素に関する実態調査」を実施、集計結果を公表した。 この調査は、全国200商工会議所の会員企業を対象に行ったものです。 大企業のみならず中小企業…
「雇用調整助成金」の特例措置が6月末まで延長へ
厚生労働省は、2022年4月以降の「雇用調整助成金」の特例措置等について、6月末まで延長する方針を発表しました。 具体的な助成内容は以下のようになります。 施行にあたっては厚生労働省令の改正等が必要と…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集