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スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営する「MVP」が資金調達 各界で活躍するパートナーと事業家育成・支援事業を開始

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2023年6月30日、株式会社MVPは、資金調達を実施したことを発表しました。

MVPは、スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営しています。

MVPは、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)教員が中心となって設立したスタートアップです。

産官学で築いてきたネットワークと、武蔵野EMCで行っているアントレプレナーシップ教育のノウハウを投入し、スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を2023年6月1日から東京都三鷹市で展開しています。

「Musashino Valley」では、次のステップに向かいたい人が集まるコミュニティをつくり、イノベーション・新規事業・起業・コラボレーション・キャリア開発などのサポートを行います。

オフィスとして利用できるワークスペースの提供、事業創造・成長支援のためのスクールの運営、各種スキル勉強会やワークショップなどのイベントの開催、専門家・ビジネスリーダーによる相談の受付、ビジネスマッチングサポート、起業家コミュニティの提供など、スタートアップの立ち上げ・成長に必要な機能などを提供しています。


社会に変革をもたらすイノベーションを絶えず生み出して行くには、さまざまなアイデアによる起業がくり返されることが必要となります。

具体的なデータとしても、企業の参入率・退出率の平均(創造的破壊の指標)が高い国ほど、1人あたりの経済成長率が高いことが示されています。また、若い企業のほうが付加価値創造への貢献度が高いこともわかっています。

そのためスタートアップが次々と生まれていくような、スタートアップエコシステムを構築することが経済成長において重要となっています。

一方、日本は米国や欧州と比べ、開業率やユニコーン輩出において低い水準となっており、この状況を改善する重要性が叫ばれています。

こうしたなか、近年さまざまな起業(家)コミュニティが誕生しています。

こうしたコミュニティでは、著名起業家やVCなどが担い手となり、参加する起業家に対してさまざまなリソースを投下し、事業の立ち上げと成長を支援します。

起業は9割が失敗するといわれるほど厳しい世界ですが、これまで起業を成功に導いてきた人材は、起業を成功させるためのノウハウや考え方を持っています。こうした支援を受けることで、新たな起業家はより確実にアイデアを形にすることができます。

事業の立ち上げや成長には資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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