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2023年6月28日「ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業)」7/26締切

観光庁は、令和5年度予算事業「ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業)」の公募開始を発表しました。
全国各地の観光地において、全ての訪日外国人旅行者がストレスフリーで快適に宿泊できる環境を整備するため、旅館・ホテルなどの宿泊施設が実施する多言語案内や、客室や共用部のバリアフリー化の推進に関する個別の取り組みに補助金を交付します。
「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」
補助金:1宿泊事業者あたり上限150万円
補助率:1/3
「宿泊施設バリアフリー化促進事業」
補助金:1宿泊事業者あたり上限500万円
(自治体と災害協定を結んでいる宿泊事業者は上限1,000万円)
補助率:1/2
「公募期間」
2023年6月26日(月)~2023年7月26日(水)
観光業界はインバウンド需要によって力強く成長していました。2019年の訪日観光客数は過去最多の3,188万人を記録しています。
コロナ禍によって観光業はインバウンド需要の大半を失ってしまいましたが、コロナ禍の落ち着きとともに、全国各地の観光地に訪日観光客の姿が戻ってきています。
たとえば、2023年4月の訪⽇観光客数は2019年同月比66.6%の約195万人と、6割以上の水準に回復してきています。
こうしたなか、観光業では訪日観光客の獲得をさらに加速させるため、さまざまな取り組みが重要となっています。
宿泊施設では、コロナ以前から多言語対応といったホスピタリティの向上が課題となっていました。近年は客室にタブレットのスマートデバイスを設置するなどして、多言語化を図る宿泊施設も増加しています。
また、バリアフリー化も重要な取り組みのひとつです。宿泊施設はさまざまな利用者が利用するため、こうした多様な人びとの使い勝手を想定して環境を整備することは、顧客の満足度向上のために重要となっています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
また、シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「創業手帳」や、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | インバウンド バリアフリー ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業) ホテル 多言語化 宿泊施設 旅館 観光 訪日観光客 |
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