創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年6月16日令和5年度「経営継承・発展等支援事業」補助金

一般社団法人全国農業会議所は、令和5年度「経営継承・発展等支援事業」の公募を行っています。
地域農業の担い手の経営を継承した後継者が、経営継承後の経営発展に関する計画(販路の開拓、新品種の導入、営農の省力化等)を策定し、同計画に基づく取組を行う場合に必要となる経費を市町村と一体となって支援します。
対象者
地域農業の担い手(中心経営体等)の先代事業者(個人事業主又は法人の代表者)から経営に関する主宰権の移譲を受けた後継者(親子、第三者など先代事業者との関係は問いません)。
補助率
国の補助率:1/2以内
補助上限額:100万円(国と市町村が1/2ずつ負担します)
募集期間
2023年5月25日(木)~7月25日(火)
農業経営の継承とは、農地・機械・設備などの有形資産と、技術・ノウハウ・人脈などの無形資産を次世代に引き継ぐことです。
農業では、経営者の高齢化や新規担い手の不足など、農業経営の持続性に関して大きな課題があります。
農業経営の承継は、たとえば、経営者が大病を患った際に仕方なくかつ突発的に行ったりするようなものではなく、事前にしっかりと計画を立て、経営者・後継者ともに継承の準備を行い、実際の継承を行うことが必要です。
「経営継承・発展支援事業」は、経営を継承した後継者の経営発展に関する取り組みを支援するものです。
農業経営の継承が進まない理由のひとつとしては、後継者の能力に関する現経営者が抱える不安が挙げられます。そのため後継者も、継承後の計画をしっかりと策定し、経営者に対して経営の発展性を示すことが重要です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
また、企業では補助金以外にも融資や出資などによって資金を調達する必要があります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資、クラウドファンディングなど、さまざまな資金調達のノウハウを解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 一般社団法人全国農業会議所 事業承継 公募 営農 後継者 担い手 支援事業 経営 経営継承 継承 農家 農業 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に係る公募について発表しました。 「省エネルギ…
2024年8月29日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(10次公募)の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果概要 締切日:2024年7月31日(水) 採択…
「雇用就農資金」(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)のご案内です。 「雇用就農者育成・独立支援タイプ」と「新法人設立支援タイプ」は、50歳未満の就農希望者を新たに雇用する農業法人等…
農林水産省は、令和5年度「野菜種子安定供給緊急対策事業」の3次公募について発表しました。 近年は、気候変動や人口増大による食料生産との競合等により、国外採種適地における各国種苗会社との競合及び競争が激…
2023年1月26日、株式会社ベジモは、資金調達を実施したことを発表しました。 ベジモは、自然栽培野菜の宅配サービス「VEGIMO」や、体調や気分に合わせて植物療法士が監修するパーソナライズされたハー…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…