注目のスタートアップ

ヘリコプター遊覧・タクシーサービス「ARIAir」を展開する「アリラ」が資金調達

company

株式会社アリラは、2023年4月28日付けで資金調達を実施し、当初の1000万円から3600万円に増資したことを発表しました。

アリラは、ヘリコプターの遊覧・タクシーサービス「ARIAir(アリエア)」や、ヘリポート開発事業、中国向け越境ビジネス代行事業、映像制作事業、機体(ヘリコプター・プライベートジェット・クルーザー)の貸出事業を展開しています。

「ARIAir」は、ヘリ遊覧やヘリタクシーを検索・予約できるサービスです。

今回の資金は、提携ヘリ運送会社の増強、ヘリコプターの性能向上や燃費効率などを実現する技術開発、スタッフの研修や教育プログラムの強化などに充当します。


ヘリコプターは、報道、救急搬送、災害救助などで利用されるイメージが強い乗り物ですが、一般人が移動手段あるいはレジャーとして乗ることができる乗り物でもあります。

ヘリコプターは垂直離陸が可能であるため、飛行機が利用する滑走路と違って広い土地を必要とせず、ビルの屋上などから離着陸することも可能であり、利便性が高いというメリットがあります。

一方で、騒音規制や自治体・政府の規則などにより、一般人によるヘリコプターはあまり活用されていないという状況にあります。とくに東京には数多くのヘリポート付きビルが建っていますが、手続きの手間や規制などにより、そのほとんどは民間ヘリが利用できる屋上ヘリポートではありません。

とはいえ、ヘリコプターは目的地まで最短で移動できるほか、離島などの滑走路のない場所にも行くことができるため、主に富裕層の旅行などにおいて注目されています。

アリラは、ヘリコプターの遊覧・タクシー予約サービス「ARIAir」を通じ、富裕層向けのヘリ旅行事業を展開しています。

事業のさらなる成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ARIAir アリエア アリラ エアモビリティ クルージング タクシー ヘリコプター 株式会社 資金調達 遊覧
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ヘリ手配オンデマンド・システム運営の「AirX」が1.3億円調達
株式会社AirXは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 遊休ヘリと着陸地の独自データベースに基づくヘリ手配オンデマンド・システム「AIROS(エアロス)」の運営や、エアモ…
個々の学びをサポートする高校生向け学習アプリを提供する「okke」が7,000万円調達
2024年2月7日、株式会社okkeは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 okkeは、高校生向け学習アプリ「okke」や、学習塾などの教育機関向けテストツール「Dr.okk…
「シーズ・リンク」のクラウド型DX Manager「riclink」と「シンカ」の顧客接点クラウド「カイクラ」が健康機器製造メーカーに導入
2020年12月1日、株式会社シーズ・リンクと、株式会社シンカは、「riclink」と「カイクラSMS」が健康機器製造メーカーに導入されたことを発表しました。 シーズ・リンクが提供する「riclink…
うつ病など精神疾患を対象としたVRとアプリによる治療方法「VRデジタル療法」を開発する「BiPSEE」が資金調達
2023年6月1日、株式会社BiPSEEは、資金調達を実施したことを発表しました。 BiPSEEは、うつ病を中心とした精神疾患を対象として、VRとスマートフォンアプリを用いた新たな治療方法「VRデジタ…
P2P互助プラットフォームを運営する「Frich」が1.7億円調達
2022年9月8日、Frich株式会社は、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Frichは、P2P互助プラットフォーム「Frich」を運営しています。 友だち同士などのグル…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集