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2023年5月19日「東京地下鉄(東京メトロ)」が電子文具を利用した幼児教室「アウルキッズ」などを運営する「OWLedge」に出資
2023年5月18日、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、株式会社OWLedgeに出資したことを発表しました。
OWLedgeは、電子文具・教材を利用した幼児教室「アウルキッズ」を中心に幼児教育事業を展開しています。
プリントだけでなく、クイズ、ゲーム、電子フラッシュカード、タイピングなどのICTを活用することで、総合的なリテラシーを養っています。
OWLedgeは、東京メトロが実施するオープンイノベーションプログラム「東京メトロアクセラレーター2021」の最終審査に通過しています。2022年夏に同じく最終審査通過企業である株式会社grow&partnersと東京メトロの3社で、「地下鉄」を素材に学んで遊べる一時保育イベント「メトいく」を開催しています。
今後、OWLedgeと東京メトロは、東京メトロのコンテンツ(車両、路線図、駅名、路線カラーなど)を活かした幼児向けの知育教材の開発・販売に関わる協業を進めていきます。
幼児教育とは、1歳から6歳までの未就学児に対して行う教育のことです。
幼稚園・保育園での教育に加え、家庭・地域での生活や幼児教室での教育により、言語能力、身体能力、コミュニケーション能力などを養います。
幼児教育の重要性はいくつかの研究によって説明されており、幼児期に自主性を重んじるような教育や言語教育などを受けた場合、その後、学歴が高かったり、経済的に成功したり、生活保護受給率や逮捕率が低いといった、人生に良い影響を与えるということがわかっています。
近年のAIなどの先端技術の発展は、これまでに経験したことのない社会・産業構造の変化をもたらすと考えられています。さらに、気候変動・災害・国際紛争など、世界情勢の変化も激しくなっています。
この変化が激しく予測の難しい時代では、大きな変化に柔軟に対応し、社会課題を解決するアイデアを生み出していく能力が必要となります。次世代を担う子どもはこうした能力を身につけることが重要であると考えられており、幼児教育はこうした未来の学びの土台として注目が高まっています。
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