【東京都】「観光経営力強化事業」補助金 第1回募集開始 7/14締切

subsidy

2023年4月24日、東京都は「観光経営力強化事業」の第1回募集の開始について発表しました。

都内の観光事業者を対象に事業の生産性向上や観光分野における新サービス・商品開発、体験型コンテンツ開発に補助金を交付します。

生産性向上、新サービス・商品開発

「補助対象者」
都内の中小企業の観光事業者(宿泊、飲食、小売、旅行事業者等)。

「補助対象事業」
新たに実施する生産性向上等の取組、新サービス・商品開発など、観光経営力強化を目的とした取組。
(本補助金はICT化・DX目的の経費は対象となりませんのでご注意下さい)

「支援内容」
1. 経費の補助
1事業者あたり上限1,500万円、補助対象経費の3分の2以内。
(ただし、新サービス・商品開発、集客・販路開拓費の補助限度額は合わせて500万円)

2. 補助対象経費
補助対象事業を実施するための、設備導入費、専門家指導費、新サービス・商品開発費、集客・販路開拓費等アドバイザーによる支援(任意)
中小企業診断士が事業計画や進行管理等のアドバイスを行います。

体験型コンテンツ開発

「補助対象者」
都内の中小企業の観光事業者(体験型コンテンツ提供事業者等)。

「補助対象事業」
新たに実施する体験型コンテンツ開発等による、観光経営力強化を目的とした取組。

「支援内容」
1. 経費の補助
1事業者あたり上限500万円、補助対象経費の3分の2以内。

2. 補助対象経費
補助対象事業を実施するための、機械・備品等購入費、専門家指導費、コンテンツ実証費、集客・販路開拓費等。

3. アドバイザーによる支援(任意)
中小企業診断士が事業計画や進行管理等のアドバイスを行います。

募集期間

2023年5月15日(月)から2023年7月14日(金曜日)まで。


コロナ禍によって観光業は大きく影響を受け、疲弊しています。

以前はインバウンド需要により急速に成長しており、今後の拡大も期待されていました。たとえば、2010年前後には約850万人だった訪日観光客は、2019年には約3,200万人に増加し、10年間で3倍以上になりました。

コロナ禍によって外国人の個人旅行が制限されたことで、訪日観光客は大幅に減少しましたが、2022年10月11日からは外国人の個人旅行が解禁され、訪日観光客が戻ってくることが期待されます。

実際、2022年12月時点で、コロナ前の2019年12月の半数以上に回復しており、今後の回復が予測されます。

こうしたなか、観光業では新たな観光コンテンツの開発や経営力強化により、失った観光客を取り戻すような強力な取り組みが求められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 事業 助成金 東京都 経営 補助金 観光 観光経営力強化事業
詳細はこちら

観光事業者の生産性の向上、新サービス・商品開発、体験型コンテンツ開発に向けた取組を支援します!「観光経営力強化事業」(第1回)募集開始

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「中小企業省力化投資補助金」の「製品カタログ」「申請における留意事項」が更新
「中小企業省力化投資補助金」における「申請における留意事項」が2024年12月3日に、「製品カタログ」が12月5日に更新されました。 「申請における留意事項」では、P.38「1.【指定様式】従業員名簿…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切の補助金交付候補者を採択
2023年9月29日、中小企業庁は、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(15次締切)の補助金交付候補者を採択したことを発表しました。 2023年4月19日(水)から2023年7月28日…
【東京都】「燃料電池フォークリフト導入促進事業」助成金
2023年7月31日、東京都は「燃料電池フォークリフト導入促進事業」について発表しました。 燃料電池フォークリフト(FCFL)の導入に対し助成金を交付します。 助成対象者 事業者(リース事業者含む)等…
観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」や「ルーラNFT」を提供する「ルーラ」が資金調達
2022年9月15日、株式会社ルーラは、資金調達を実施したことを発表しました。 ルーラは、観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」と「ルーラNFT」を提供しています。 「ルーラコイン」は、全国の観光地で…
【農林水産省】「産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化支援)」3回目公募
農林水産省は、令和6年度補正「産地生産基盤パワーアップ事業(新市場対応に向けた拠点事業者の育成及び連携産地の体制強化支援)」の3回目公募について発表しました。 農産物貿易をめぐる国際環境の変化等に伴い…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集