注目のスタートアップ

オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor」を運営する「エアドア」が1.5億円調達

company

2023年4月25日、株式会社エアドアは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

エアドアは、オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor(エアドア)」を運営しています。

管理会社のデータベースの情報を直接掲載することで、入居者の仲介手数料を抑えて物件を借りられる仕組みを構築しています。

また、おとり物件・重複物件なしを実現するシステムを構築しているほか、契約まで店舗に行くことなく完結するオンライン中心の手続きを提供しています。

今回の資金は、物件数拡大に向けた管理会社との提携推進や、カスタマーサポートの強化、不動産会社とのデータ連携システムの強化、システム開発に充当します。


賃貸物件探しにおいて、部屋探しサイトを利用することはもはや当たり前の行動です。

従来の部屋探しでは駅前などにある不動産会社の店舗まで行き、一日がかりで物件を探しても希望する物件が見つからないということがありました。しかし部屋探しサイトは、スマートフォンひとつで全国の物件が閲覧できるため、空いた時間に自分が求める物件を探すことができるという大きなメリットがあります。

一方、部屋探しサイトでは希望する物件で問い合わせをしても成約済みとなっていて他の物件を紹介されることなどが課題となっています。

これは、実際には存在しないにも拘わらず魅力的な物件を掲載し、それで連絡してきた顧客に対して別の物件を紹介する、いわゆる「おとり物件」の例と、実際に物件が成約しているもののサイトへの反映が遅いという例があります。

いずれにしても、ユーザーの信頼を損ねてしまうことになり、満足度の低下につながっています。

近年は、不動産業界のデジタル化が進んでおり、こうした従来の部屋探しの欠点を克服した新たな部屋探しサービスを展開するスタートアップが出てきています。

事業の拡大には資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ airdoor エアドア オンライン お部屋探し システム データベース プラットフォーム 不動産 仲介手数料 契約 情報 掲載 株式会社 物件 管理会社 賃貸 賃貸物件 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Recustomer」が2億円調達 新プロダクト「Recustomer 自宅で試着」を公開
2022年11月17日、Recustomer株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、新プロダクト「Recustomer 自宅で試着」を公開したことも併せて発表しました。 …
完全オンライン型の企業変革コンサルティングサービス「Online Business Transformation(OBX)」がリリース
2020年5月13日、株式会社ライズ・コンサルティング・グループは、「Online Business Transformation(OBX)」の提供を開始することを発表しました。 「OBX」は、完全オ…
商用コネクテッド・プラットフォームを提供する「オーガニック・モビリティー」が1億円調達
2023年7月31日、オーガニック・モビリティー株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社自動車ファンドです。 オーガニック・モビリティーは、独自開発したサブスクリ…
データ分析・可視化のコンサルティングサービス提供の「データビズラボ」が1.5億円調達
2021年6月1日、データビズラボ株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客企業の、デジタル戦略設計フェーズから、データ分析・可視化、社内推進までを伴走支援する…
最適な資産運用プランを提供するサービスを開発する「OneMile Partners」が1.3億円調達
2019年11月6日、株式会社OneMile Partnersは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個々のニーズにあわせプロが厳選した資産運用プランを提供する“資産のセ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集