注目のスタートアップ

補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供する「Stayway」が1億円調達

company

2023年4月5日、株式会社Staywayは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Staywayは、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供しています。

国・自治体ごとに散らばっている補助金などの情報を収集・一元化し、中小企業のニーズに応じた情報提供、可視化・分析・効率化を実現するサービスです。

地域金融機関・事業会社・士業・商工会にサービスの導入を促し、間接的に中小企業の補助金申請をサポートしています。

今回の資金は、サービス展開の加速、プロフェッショナル人材、カスタマーサクセス人材の採用の加速に充当します。

また、今後中小企業の資金繰りの課題を解決するため、FinTechの領域に参入する計画です。


国・自治体は、中小企業などの課題解決や、経営の発展を支援することを目的に、さまざまな補助金・助成金制度を展開しています。

補助金・助成金は返済不要でまとまった資金を得られることから、予算の都合で思い切った事業展開ができないといった中小企業にとって重要な資金源のひとつとなっています。

一方、「2020年版 小規模企業白書」によると、直近3年間に補助金・助成金を利用したことがある小規模事業者は62.5%、中規模企業は69.2%となっており、3割以上の中小企業は補助金・助成金を活用できていないことがわかります。

補助金・助成金を活用できない理由としては、補助金申請が複雑である、補助金の情報を見つけられないといった手続き面での課題が挙げられます。

こうした企業は、補助金申請にあたって士業に相談したり、情報収集のため、経済産業省と中小企業庁が合同で運営する「ミラサポplus」や中小機構の「J-Net21 支援情報ヘッドライン」を活用することが重要です。

また、創業手帳でも、日々更新される補助金・助成金の情報をユーザーごとに最適化してメールで通知するサービス「補助金AI」を提供しています。補助金・助成金の活用を考えている方はぜひご登録ください。

さらに、起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サービス 士業 支援 株式会社 申請 補助金 資金調達 金融機関
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

脳ドック用ソフトウェア提供の「CogSmart」が3.5億円調達
2022年1月6日、株式会社CogSmartは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 脳ドック用ソフトウェア「BrainSuite(ブレーン スイート)」を提供しています。 …
新たな完全栄養食「おにもち」を手がける「vitom」が2000万円調達
2024年11月1日、株式会社vitomは、2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 vitomは、完全栄養食「おにもち」を開発・販売しています。 おにぎりと餅をかけ合わせた完全栄養食です…
介護ソフト・システムの検索・比較プラットフォーム「介護のコミミ」を運営する「Giver Link」が2.5億円調達
2022年12月7日、株式会社Giver Linkは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Giver Linkは、介護ソフト・システムの検索・比較プラットフォーム「介護のコ…
商用EVを開発・製造する「EVモーターズ・ジャパン」が9750万円調達
2024年11月29日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、9750万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約67.6億円となりました。 EVモーターズ・ジャパ…
アートブランド「GAAAT」を運営する「Raptors」が2億円調達
2025年3月18日、株式会社Raptorsは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約4.7億円となります。 Raptorsは、アートブランド「GAA…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集