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児童発達支援・放課後等デイサービスの「unico」などを展開する「ウェルモ」と就労支援サービスなどを展開する「LITALICO」が資本業務提携

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2023年3月16日、株式会社LITALICOは、株式会社ウェルモと、2023年4月1日から資本業務提携することを決定したことを発表しました。

ウェルモは、児童発達支援・放課後等デイサービス事業「unico」、ケアプラン作成支援AIツール「ミルモぷらん」、介護業界の転職支援サービス「ミルモわーく」、地域の介護事業所等の情報検索サイト「ミルモねっと」、介護現場の購買代理サービス「ミルモセレクション」を展開しています。

LITALICOは、就労支援サービス「LITALICOワークス」、ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」、モノづくりに特化した教育を行うIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」、発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」、障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」、障害福祉で働く人の転職サービス「LITALICOキャリア」などを展開しています。

今後LITALICOグループは知見・ノウハウを提供し、「unico」の成長をサポートします。

「unico」事業は株式会社ウェルモから会社分割によって独立し、株式会社unicoとして運営される予定です。株式会社LITALICOは、2023年4月1日に、株式会社ウェルモから株式会社unicoの全株式取得を予定しております。


近年は、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)といった発達障害に対する理解・認知が進んでいます。

さらにソーシャルインクルージョン(社会的包摂)という考え方と合わさり、発達障害の受け容れ方が徐々に変化してきています。

政府の取り組みとしては、2012年に改正児童福祉法が施行され、障害のある未就学児に対し総合的な支援を行う児童発達支援センターが設置されています。

福祉型児童発達支援センターは、2017年10月時点で全国に528か所、医療型児童発達支援センターは99か所設置されています。

さらに就学児童に対しては、放課後等デイサービスとして、放課後や長期休暇中において訓練などを継続的に提供する事業所が設置されています(2017年10月時点で全国に約1.1万か所)。

また、放課後等デイサービスにおいては民間企業の参入も進んでおり、さまざまな特色のあるサービスが提供されています。

ウェルモが運営する「unico」は、専門家監修のもと、コーチングを応用した独自のコミュニケーションメソッドによる療育(発達支援)を提供しています。

社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといますが、意義のある取り組みです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 就労支援 放課後等デイサービス 資本業務提携
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