注目のスタートアップ

AI採用アプリ「HelloBoss」などを展開する「NGA」が資金調達

company

2023年3月14日、株式会社NGAは、資金調達を実施したことを発表しました。

NGAは、AI採用アプリ「HelloBoss」、ペット総合アプリ「Pet」など、次世代アプリを開発・運営しています。

「HelloBoss」は、AIによる人材マッチング、求人と求職側のリアルタイムでのやり取り、低い採用コストを実現する採用サービスです。

また、OpenAI社のチャットボット「ChatGPT」のベースとなった言語モデル「GPT-3.5」を実装しており、ユーザーは質問項目に回答することで、企業側の募集要項や求職者側の自己PRを半自動で作成することができます。

さらに全国520万者の企業データベース「HelloData」を公開しており、求職者は企業の業績・動向・情報を確認することができます。

企業はこのデータベースに、SNSチャンネル・人事情報・画像などの自社情報を無料で掲載・編集することができます。

料金については、企業は1求人あたり5,000円~の月間求人掲載料のみでサービスを利用できます。


人材は会社が成長するためにもっとも重要な要素のひとつです。

しかし近年は少子高齢化による労働力人口の減少などにより人材採用に関する状況が大きく変化し、企業は希望する人材を簡単に獲得することができない状況に置かれています。

こうした背景から、近年はコストが低いもののミスマッチが多く発生してしまう求人広告を活用した人材採用ではなく、人材紹介サービス(転職エージェントなど)を活用する企業が増えてきています。

人材紹介サービスは企業・求職者双方に最適な案件を紹介するため、ミスマッチを大幅に軽減します。

一方、人材紹介サービスの手数料は高く、相場は採用決定者の理論年収の35%程度となっています。

NGAは、こうした求人サービスの領域において、AIによって企業・人材をマッチングすることで、人材紹介サービスのようにミスマッチを軽減しつつ、低コストでのサービス提供を実現することで、既存の求人サービスとの差別化を測った採用サービス「HelloBoss」を展開しています。

人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI ChatGPT アプリ 人事 人材採用 採用 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

会員制福利厚生ECサービスを展開する「AoyamaLab」がEC支援の「チェントロ・カミーノ」と資本業務提携
2022年8月8日、株式会社AoyamaLabは、株式会社チェントロ・カミーノと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 AoyamaLabは、会員制福利厚生ショッピングサイト「SECRET M…
オールインワンデータ分析ツール「データ統一クラウド」を提供する「Srush」が4億円調達
2023年11月22日、株式会社Srushは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Srushは、データ基板とBIの機能をオールインワンにしたデータ分析ツール「データ統一クラウド」を提供…
自転車ロードレースのプロリーグを主催する「ジャパンサイクルリーグ」が「経営共創基盤」から資金調達・パートナーシップ強化
2023年4月12日、株式会社ジャパンサイクルリーグ(JCL)は、株式会社経営共創基盤(IGPI)から、パートナーシップ強化にあたり追加出資を受けたことを発表しました。 JCLは、自転車ロードレースの…
独自のドローン機体開発技術と自動操縦ノウハウを活かしたドローンショー事業を展開する「ドローンショー」が1億円調達
2023年4月10日、株式会社ドローンショーは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドローンショーは、ドローンショー事業や、クリエイティブ事業(ドローン空撮、ワークショップ)を展開し…
ノーコードNFT作成プラットフォーム「NFT Garden」を開発する「Connectiv」が5,000万円調達
2022年9月9日、Connectiv株式会社は、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Connectivは、クリエイターやコンテンツホルダー向けのNFT作成プラットフォーム「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集