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アウトドアアイテムの口コミアプリ「EXPLAZA」を提供する「エクスプラザ」が日本政策金融公庫より資金調達

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2023年2月28日、株式会社エクスプラザは、日本政策金融公庫より、挑戦支援資本強化特別貸付(資本性ローン)による資金調達を実施したことを発表しました。

エクスプラザは、アウトドアアイテムの口コミアプリ「EXPLAZA」を開発・提供しています。

100名以上の公認エキスパート(専門家)の口コミを閲覧することができます。

エキスパートは、アウトドアショップ店員やアウトドアアイテムの造詣が深い人などが、審査の上で登録しています。

またエキスパートが紹介したアウトドアアイテムが購入された場合、一定の割合を収益として受け取ることができます。

今回の資金は、「EXPLAZA」の使いやすさの向上、早期拡大などに充当します。


コロナ禍では密を避けられるレジャーとしてキャンプの注目が高まりました。

日本オートキャンプ協会「オートキャンプ白書2022」によれば、2021年におけるキャンプ場の平均稼働率は、20.4%と過去最高の稼働率となっています。

また、もともとキャンプをはじめとしたアウトドア市場は2012年頃から成長を見せており、コロナ禍を経て、より多様な楽しみ方をする人が増え、今後のさらなる成長が期待されています。

また、キャンプの注目が高まったことに伴いアウトドア用品市場も大きく拡大しています。たとえば有名な国内アウトドアメーカーであるスノーピークの売上高は2013年から急激に伸びており、2021年には223億円の売上高を記録しています。

アウトドア用品はキャンパーにとって大きな楽しみのひとつです。新たなアイテムを買い揃え、それを設置し使うことは非日常的な体験といえます。

一方でアウトドア用品は高価なものが多いため、自身の用途と合わないかもしれない、実際に使ってみて不便が生じる可能性があるといった不安がつきまといます。

エクスプラザは、このアウトドアアイテムの課題を解決するため、信頼できるエキスパートによるアウトドアアイテムの口コミアプリ「EXPLAZA」を提供しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

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