注目のスタートアップ

社会人向けオンライン学習サービスを運営する「Schoo」が21.5億円調達

company

2023年2月22日、株式会社Schooは、総額21億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Schooは、社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」を提供しています。

生放送・アーカイブの動画を通じ、デジタルリテラシー・デザイン・教養・学問・趣味など、多種多様な領域の知を提供しています。

さらに、法人向けとなる、社員研修と自己啓発学習を両立するプラン「Schoo for Business」を提供しています。

法人向けプランでは、「Schoo」で提供している動画講座に加え、階層別・職種別の研修カリキュラムと、受講管理機能を提供しています。

今回の資金は、プロダクト開発、採用・組織体制の強化に充当します。


オンライン学習サービス(eラーニング)は、コロナ禍による遠隔教育のニーズの高まりを受け、さらに注目が高まりました。

公教育においてもオンライン学習が取り入れられたほか、企業での社内研修においても活用が進んでいます。

オンライン学習は、インターネットに接続できる環境さえあれば、いつでもどこでも教育を受けられるという大きな特徴があります。

一般的に、大学などの教育機関から卒業し社会人となってしまうと、自身の業務に必要となったり役に立ったりしそうなものばかり学ぶということになりがちです。

しかし、新たなアイデアや自身の人生にとって大切となるようなことは、自身の専門ではない領域から発見することも多いことから、社会人となってもより多様な知にアクセスすることは重要なことです。

さらに近年はキャリア形成の重要性の高まりや、DX(デジタルトランスフォーメーション)に伴う企業での業務の高度化が進み、個人のリスキリングが重要となってきています。

こうした背景からも、eラーニングサービスなどの学習プラットフォームは今後の大きな成長が予測されています。

企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ eラーニング Schoo オンライン リスキリング 学び 学習 教育 株式会社 知識 社会人 社員研修 自己啓発 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

コミュニケーション・ロボット開発・提供の「ユカイ工学」が5億円調達
2020年3月5日、ユカイ工学株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家族をつなぐコミュニケーション・ロボット「BOCCO」や、しっぽのついたクッション型セラピー・ロボット「Q…
EV充電サービスを展開する「プラゴ」が資金調達
2023年1月18日、株式会社プラゴは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、総合リース会社3社(JA三井リース株式会社、東京センチュリー株式会社、三井住友ファイナンス&リース株式会社)で…
特定技能専門人材紹介事業などを展開する「Proud Partners」と「アイドマ・ホールディングス」が資本業務提携
2023年8月10日、株式会社アイドマ・ホールディングスは、株式会社Proud Partnersと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Proud Partnersは、特定技能専門人材紹介…
社内向けAIチャット・ボット提供の「ジェナ」とワークフロー・システム「AgileWorks」など提供の「エイトレッド」が業務提携
2020年10月7日、株式会社ジェナは、株式会社エイトレッドと、業務提携したことを発表しました。 ジェナは、社内向けAIチャット・ボット・サービス「hitTO(ヒット)」を提供しています。 エイトレッ…
オーダーメイドの生成AIチャットシステムを提供する「カサナレ」が4,000万円調達
2023年7月6日、カサナレ株式会社は、約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カサナレは、企業向けの生成AI導入支援と、各社専用にカスタマイズ可能な生成AIチャットシステム「Kas…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集