注目のスタートアップ

電動トゥクトゥクを活用したモビリティサービスを展開する「eMoBi」が4,000万円調達

company

2023年2月14日、株式会社eMoBiは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

eMoBiは、電動トゥクトゥクを活用したモビリティサービスを展開しています。

2021年に、公共交通機関を利用して地方に訪れた人が、観光地を快適に周遊できる電動トゥクトゥクのレンタルサービスを事業化しました。2023年2月現在、全国8か所で展開しています。

今回の資金は、交換式バッテリーの採用、乗り心地を向上させるハードウェアの開発、車両のコネクティビティ・顧客の移動データを収集するデータプラットフォームの構築、データにもとづいて最適な目的地や移動の形を提案するシステムの構築、人材採用の強化に充当します。


東南アジア・南アジアでは観光・日常の足として三輪タクシーが普及しています。

この三輪タクシーはタイではトゥクトゥクと呼ばれており、近年は環境対策として電動化された電動トゥクトゥクも増えてきています。

トゥクトゥクは軽自動車よりもボディが小さくコンパクトであり、かつバイクと異なり屋根がついているため、近距離の移動では大きなメリットがあります。

国内では三輪トライクなどと同じ区分であり、ヘルメット不要で普通自動車免許で乗ることができます。

eMoBiは、公共交通機関を利用して訪れた人向けに、観光地を周遊するためのマイクロモビリティとして電動トゥクトゥクを提供しています。

近年、短距離移動に特化したモビリティとしては、電動スクーター(電動キックボード)や自転車のシェアリングサービスが普及してきていますが、これらは高齢者・障害者・怪我をしている人などの利用が困難であることもあります。

電動トゥクトゥクは自動車よりも気軽に扱うことができ、さらにコストが安いことから、電動スクーター・自転車とクルマ(シェアカーなど)の間を埋める存在となれる可能性があります。

モビリティなど公共的なビジネスを展開する場合は、自治体や他社との連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EV MaaS マイクロモビリティ モビリティ レンタル 交通 株式会社 移動 資金調達 電動
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ドローンによる屋根外装点検アプリ「DroneRoofer」など建設業界向けドローン・ソフトウェア提供の「CLUE」が20億円調達
2020年12月21日、株式会社CLUEは、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドローンの自動操縦を可能にする屋根外装点検アプリ「DroneRoofer」や、建設現場のための施工管理…
新規事業に出会えるプラットフォーム運営の「Spready」が1.1億円調達
2022年1月20日、Spready株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 新規事業に出会えるプラットフォーム「Spready(スプレディ)」、相互理解サポートツー…
経営管理プラットフォーム提供の「DIGGLE」が4億円調達
2022年9月7日、DIGGLE株式会社は、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DIGGLEは、経営管理プラットフォーム「DIGGLE」を提供しています。 経営管理フローの最適化と経…
LINEからハイヤーを呼べる「VIPハイヤー配車」を運営する「ライトマークス」が1億円超調達
2022年5月19日、株式会社ライトマークスは、1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」です。 ライトマーク…
衛星データを活用した農作物の生育評価システム「GrowthWatcher」を展開する「Agriee」が資金調達
2024年12月13日、株式会社Agrieeは、資金調達を実施したことを発表しました。 Agrieeは、衛星データを活用した農作物の生育評価システム「GrowthWatcher」を展開しています。 生…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集