注目のスタートアップ

「Glocalist」が資金調達 グローバルリスクマネジメントツール「Glocalist」を5か国でサービス提供開始

company

2023年2月8日、株式会社Glocalistは、資金調達を実施したことを発表しました。

また、「Glocalist」のベトナム・インド・タイ・インドネシア・マレーシア版、計5カ国でのサービス提供を正式に開始したことも発表しました。

「Glocalist」は、海外ビジネスのリスクを検知・共有・一元管理するグローバルリスクマネジメントツールです。

検知をもとに迅速な対策を行うことで、現地事業撤退や制裁金などを防止し、事業損失を軽減します。

今回の資金は、さらなる機能拡充、拡販のための体制構築に充当する予定です。

今後、日系企業・EU企業・US企業が海外展開している上位国11か国13エリアに対応する予定で、さらなるエリア拡大も進める予定です。


海外市場は巨大であるため参入できれば大きな利益が見込めます。

海外進出日系企業拠点数は年々増加しており、2021年には約7.7万の拠点が存在しています。

一方、海外ビジネスでは、地政学リスク、為替リスク、政策・法規制リスクなどのリスクを無視することはできません。

近年はSDGsの推進、コロナ禍、ウクライナ情勢などによって国際情勢は目まぐるしく変化しているため、こうした影響によって高まるリスクへの対策を行うことの重要性が高まっています。

Glocalistは、信頼性の高い現地情報をリアルタイムで届け、一元管理・可視化する海外ビジネスのリスクマネージメントツール「Glocalist」を通じ、海外展開する企業をサポートしています。

株式会社Glocalistのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Glocalist 代表取締役 吉川真実氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

サービスが展開する国・エリアを拡大するためのプロダクト開発とグローバルに拡販するための体制構築を強化していきたいと考えています。

・今後の展望を教えてください。

今回サービスを開始致しました5ヶ国含め、日系企業やEU企業・US企業が海外展開している上位国へサービス展開エリアをどんどん広げることにより、ユーザー企業様が事業展開しておられる全ての国でスピード感高くリスクを検知し、適切なアドバイスを受けながら対策を行える、そんな世界を創出していきたいと考えています。

・読者へのメッセージをお願いします。

この度、サービス開始ならびに資金調達のご報告をさせて頂く事が出来ましたが、いろんな方々のお力添えが無ければ成し得なかったな、と感じています。

創業者1人で悩む事なく、創業手帳さんを活用しながら各種専門家の方々や金融機関などへ積極的に相談し事業が前に進まれることを祈っています。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ESG Glocalist グローバル ツール マネジメント リスク リスクマネジメント 株式会社 海外展開 海外進出 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

歯科医師に相談できるサービス「歯科の健康相談 mamoru」などを運営する「Dental Prediction」が1億円調達
2024年6月28日、株式会社Dental Predictionは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Dental Predictionは、歯科医師に相談できるサービス「歯科の健康相…
製造業向けリモート点検IoT・AIソリューションを提供する「LiLz」が4.3億円調達
2025年7月8日、LiLz株式会社は、総額約4億3000万円の資金調達を発表しました。 LiLzは、プラントなどの製造業向けリモートIoT・AIソリューションを提供しています。 電源・ネットワーク工…
調剤薬局向け電子薬歴システム「Musubi」提供の「カケハシ」が13億円調達
2022年2月17日、株式会社カケハシは、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 調剤薬局向け電子薬歴システム「Musubi(ムスビ)」を提供しています。 電子薬歴による業務効率化だけで…
生活に溶け込むスマートホーム製品を展開する「mui Lab」が3億円調達
2022年11月11日、mui Lab株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 mui Labは、ユビキタスコンピューティングの祖であるマーク・ワイザー氏が提唱した設計思想であ…
医療業界向けシステム・アプリ受託開発などの「ジーワン」がIT営業アウトソーシングの「BCC」と資本提携
2022年5月23日、ジーワン株式会社は、BCC株式会社からの出資を受け入れたことを発表しました。 ジーワンは、医療向けにHXデザイン(ヘルスケアエクスペリエンスデザイン)、システム・ウェブサイト開発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集