「地域DX促進活動支援事業」

tips

経済産業省は「地域DX促進活動支援事業」を実施しています。

地域ぐるみで地域企業のDX実現を支援するため、地域の産学官金が参画する支援コミュニティを立ち上げ、地域企業のDX実現に向けたサポート(地域企業の課題分析・戦略策定の伴走型支援、地域企業とITベンダーとのマッチング支援等)を実施しています。

経済産業省は、日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現できなければ、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性があると指摘しています。

また、経済産業省はDXを「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義しています。

一方、中小企業のDXへの取り組みの状況については、中小機構の「中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する調査(2022年5月)」によると、「既に取り組んでいる(7.9%)」「取り組みを検討している(16.9%)」と合わせて24.8%しかおらず、さらに「取り組む予定がない」中小企業が41.1%も存在していることがわかります。

とくに地方ではDXを推進できる人材が限られているため、地方企業のDXが遅れているという現状があります。

「地域DX促進活動支援事業」は、こうした地方企業のDXを支援するための事業です。

さまざまな支援を受けられるため、デジタル化・DXに課題を感じている、DXを推進したいという企業はぜひ活用を検討しましょう。

中小企業でも簡単に導入でき、さらに経営を改善してくれる中小企業向けのサービスも多数存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ DX デジタルトランスフォーメーション デジタル化 地域 地域DX促進活動支援事業 地方
詳細はこちら

地域DX促進活動支援事業

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【2/2開催】マッチングイベント「JAPAN STARTUP SELECTION the 9th Edition」
スタートアップ都市推進協議会は、「JAPAN STARTUP SELECTION the 9th Edition」を開催することを発表しました。 加盟自治体から選抜されたスタートアップ約20社によるピ…
大学・専門学校向け募集広報システム「SchooLynk Contact」を提供する「Doorkel」が3億円調達
2023年1月18日、株式会社Doorkelは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Doorkelは、大学・専門学校向け募集広報システム「SchooLynk Contact」を提供して…
地域事業会社のイノベーション支援などを展開する「エスイノベーション」が資金調達
2025年2月18日、エスイノベーション株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 エスイノベーションは、地域事業会社のイノベーション支援や、スタートアップ支援、オープンイノベーション推進など…
経営支援引継ぎを支援するWebメディアプラットフォーム「ツグナラ」運営の「サクシード」が「埼玉縣信用金庫」と業務提携
2022年6月17日、株式会社サクシードは、埼玉縣信用金庫と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 サクシードは、地域特化型M&Aや経営支援引継ぎを支援するWebメディアプラットフォーム「ツグナ…
「X1Studio」が音声AI技術の「Aiello」と提携 ホテル専用スマートスピーカーを国内提供開始
2022年8月4日、X1Studio株式会社は、台湾のAiello Inc.と提携し、ホテル向けのスマートAIアシスタントの国内提供を開始したことを発表しました。 Aielloは、ホテル専用のスマート…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集