注目のスタートアップ

エンターテインメント系の受託開発事業などを展開する「ORENDA WORLD」が「PCIグループ」と資本業務提携

company

2022年12月15日、株式会社ORENDA WORLDは、PCIホールディングス株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

ORENDA WORLDは、CGの高精細な表現力と、ゲームエンジン・AIを活用した多様なデジタルコンテンツを提供しています。

ゲームをはじめとしたエンターテインメント系の受託開発事業や、地方創生やメタバース構築関連事業などを展開しています。

PCIグループは、グループ企業を通じ、システム開発事業、IoTソリューション事業などを展開しています。

今回の提携により、ORENDA WORLDが持つCGを用いた画像認識技術やゲームエンジン技術と、PCIグループが得意とする産業系ドメインをかけ合わせ、自動運転やFA機器向けAI技術の提供など、新たな領域を獲得・拡充します。

自動運転は、どこまで運転を自動化するかによって0〜5の6段階にレベルがわけられています。

国内では、2020年4月に自動運転レベル3に対応するための改正道路交通法が施行されました。

2023年4月からは、特定の領域においてドライバーレスの自動運転が可能なレベル4が開始される方針となっています。

さらにレベル5は制限なくドライバーレスの自動運転が認められるものであり、さまざまな関係者はこのレベル5自動運転の実現のために取り組みを進めています。

完全自動運転の実現のためには、基本的にはAIの画像認識を育てる必要があります。

ORENDA WORLDは、この自動運転車の画像認識を育てるために必要な教師データを生成する、自動運転シミュレーターを開発しています。

ゲーム制作で培った3DCG技術を活用し、時間・天候・劣化・レアケースなど、現実の撮影では再現することが難しい内容でもシミュレーションできることから、自動運転AIの学習を効率的に行うことが可能です。

事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める他社との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI エンターテインメント コンテンツ システム開発 デジタル メタバース 受託開発 地方創生 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

Web3事業をマーケティングの観点から支援する「Pacific Meta」が暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開する「HYPERITHM」から資金調達
2023年6月16日、株式会社Pacific Metaは、株式会社HYPERITHMから資金調達を実施したことを発表しました。 Pacific Metaは、Web3領域で挑戦する国内外の事業やプロジェ…
アジア最大級のオプショナルツアー予約サイト「KKday」を運営する「KKdayグループ」が9,500万ドル調達
2022年7月14日、株式会社KKDAY JAPANは、KKdayグループ(本社:台湾・台北市)が、9,500万米ドル(約130億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 KKdayは、アジア最大…
タンパク質の網羅的解析技術「プロテオミクス」を開発する「aiwell」が資金調達
2020年7月29日、aiwell株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ヒト・動物のタンパク質のデジタル画像(プロテオミクス画像)をもとに、タンパク質の変異をAIで的確に判断する「AIプ…
農産物の生産から販売まで一気通貫で展開する「日本農業」が42億円調達
2024年5月30日、株式会社日本農業は、総額約42億円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本農業は、生産から販売までを一気通貫で担い、産業の構造転換を目指しています。 2016年の設立から、…
ハイスキルフリーランスに特化した完全審査制プラットフォーム「Sollective」などを展開する「ソレクティブ」が資金調達
2023年8月8日、株式会社ソレクティブは、資金調達を実施したことを発表しました。 これは、グローバルベンチャーキャピタルAntler(本社:シンガポール)の日本法人であるAntler株式会社を通じた…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集